概要
欅坂46から櫻坂46への改名に伴うリニューアル番組、前番組『欅って、書けない?』(2015年10月5日~2020年10月12日)から続く櫻坂46としての初冠番組。24:35~25:05に放送されている。正式名称は、『そこ曲がったら、櫻坂?』。2020年10月19日(同18日深夜)の放送開始まで番組タイトルが発表されておらず、初回放送内で新番組のタイトルが発表された。
2021年4月5日から有料配信コンテンツ『GYAO!』にて放送終了後の毎週月曜日に独占見逃し配信が開始。GYAO!では、本放送の配信開始を前に特別編として「そこさく大百科事典」が同年3月から配信されていた。しかし、『GYAO!』が2023年3月を以てサービス終了。その後の配信媒体は1年近く決定・発表されていなかったが、『Lenimo』がこれを引き取り2024年4月から配信が再開。番外編であるミニ番組の「ちょこさく」も同時配信されることとなった。
2024年4月からは前番組に新設されたアニメ枠(記念すべき第1作は『ブルーアーカイブTheAnimation』)が放送されるため、放送時間が24:50~25:20へと変更、15分後ろ倒しとなる。
前番組『欅って、書けない?』と同様に、ヒット祈願や学力テスト、センス女王決定戦など様々な企画を行っている。
また、『乃木坂工事中』や『日向坂で会いましょう』といった他の坂道シリーズの冠番組とは異なる点として、なぜかメンバーがADとしての役回りを強いられる事例が頻発している点が挙げられており(これは一種の罰ゲームとしての側面もあるが)、ご丁寧にエンディングクレジットにもメンバーの名前が記載されているという徹底ぶり。
出演者
当番組の主役
当番組のMC。その芸風から賛否両論となる言動もあるが、ここではかなり大人しめな方。メンバーがバラエティを頑張っている姿を見守っており、ライブ参戦率や観察力も高い。櫻坂の公式お兄ちゃんならぬ公式お父さん。最近は大沼晶保がお気に入りな模様。
当番組のMC。『日向坂で会いましょう』での春日俊彰ほどではないが、メンバーやスタッフにイジられやすい。(特に坊主頭がイジりの対象)勝負事には大人気がなくいつも全力である。
当番組のナレーションを担当。メンバーやMC2人の行動をツッコむこともあるが、基本的には温かく見守る天の声。
一度、大沼の奇想天外な言動に対してゲラが発動してしまいその時に収録した音声がそのまま使用されていた。(本人も知らなかった様子。)
前番組「欅って、書けない?」に引き続き準レギュラーを務める。澤部が欠席の際には代理MCを務めた。ちなみに、推しメンは土生瑞穂。
ハライチと同期のピン芸人。推しメンは、小池美波。
第35回・第36回「もっと知りたい 番組盛り上げテクニック講座 前半・後半」に出演。相変わらずの毒舌ぶりを発揮していたが、講座の一環とはいえ、メンバーに「ババア」呼ばわりされてしまった。
主な企画
乃木坂工事中や日向坂で会いましょうよりも、特定のメンバーが主役になる企画や○○女王決定戦・○○クイーン決定戦といったあるテーマについてのナンバーワンのメンバーを決めるような企画が多いことが特徴。メンバーが3チームに分かれて対決する三つ巴対決も他2番組には無い企画である。
ヒット祈願
乃木坂46や日向坂46と同様、各シングルのヒットを祈願すべく、メンバーが体を張ったハードなチャレンジを行う。多くが肉体的な負担が大きいものであるが、精神的な負担も重なるものは特にハードになりがち(空中ブランコ、弓道、全員連続成功チャレンジなど)。どれも過酷ではあるが、日向坂のチア生配信のような達成感よりも異常さ・過酷さが際立つものが今のところ出てきてないだけ、運営の絶妙な塩梅だといえるだろう。
メンバー主役企画
森田が櫻坂46の1stシングル「Nobody’s fault」のセンターになったことに即して、「新センター森田ひかるをもっと光らせよう!」という企画を開催。松田里奈・武元唯衣が司会進行を担当。理想の朝ごはんや森田の前髪へのこだわり、塩クジラが好きなことなどを紹介。
山﨑が中学校を卒業したため、「祝 義務教育終了 天ちゃんの中学卒業をみんなでお祝いしよう!」という企画を2週に渡って開催。山﨑のこれまでの歩みを振り返ったり、事前に山﨑がリクエストした作詞:大沼晶保、作曲:井上梨名の曲が披露されたり、山﨑がプレゼントを懸けたけん玉チャレンジをしたり、澤部に卓球リベンジしたり。
田村が3rdシングル「流れ弾」センターになったことや写真集のタイトルに即して、「新センター田村保乃の人生を一歩目から知ろう!」という企画を1週半に渡って開催。田村のこれまでの歩みを振り返り、田村母が電話出演もした。このときも松田が司会進行だったが、「片鱗」を「カタリン」と読んでしまい、澤部・土田から「ヘンリンだよバカヤロー!」「分からなかったらふりがな振って来いよ!」と言われてしまう。さらには田村も勉強が苦手であることにも触れて、「主役もバカ、司会もバカ」と、とばっちりを受けるハメに。
2021年ラストに行われた2人の卒業企画「約6年半お疲れさま! 守屋茜&渡辺梨加 卒業企画」。2週に渡って開催。2人の名場面振り返り、沼ソング披露、腕相撲リベンジ、メンバーによるビデオメッセージ、活動休止中の小林由依の手紙などがあり、その後は2人からのメッセージ。そして〆は何故か顔面パイ。
以前、増本がプレゼントを渡す癖があるということが発覚し、「増本キラキラプレゼントショー」を開催。増本にはお金を渡して1期生へのプレゼントを買ってきてもらい、スタジオでプレゼントする。プレゼントの内容は本人のページにて。この回で増本が武元唯衣にスタジオ裏にあるプレゼントを取って来させたことがきっかけで、武元は不定期でAD扱いされるように。
「渡邉理佐 卒業お祝い企画!」を2週に渡って開催。1期生で思い出の地や二人セゾンのMV撮影現場を周ったり、2期生一人一人からのメッセージなどがあった。ここで目立ったのはやはり理佐と三角関係にあった藤吉と山﨑。そして、1期生かくれんぼでは、隠れている1期生を理佐が見つけては見つけた1期生と思いを伝え合った。最後になっても原田葵には塩対応だったが。また、日向坂キャプテンの佐々木久美、欅坂OGの長濱ねる、多くの楽曲の振り付けをしてきたTAKAHIRO先生からのメッセージもあった。
以前、利きオレンジジュースに挑戦して5種類のうち、僅か1種類しか当てられず、「味覚音痴」「バカ舌」という不名誉な称号が付いてしまった井上が「君たちの方がバカ舌じゃないのか?」ということで、「井上プレゼンツ!味覚音痴クイーン決定戦!」を開催。開始から早々、井上がメンバーに対して強気な姿勢で喧嘩を売っていき、武元唯衣・山﨑天・田村保乃・菅井友香・関有美子・小池美波・藤吉夏鈴を巻き込む。が、井上も中々苦戦して藤吉と共に決勝に挑むことに。不覚にも、井上が敗れて企画主である井上が「味覚音痴クイーン」の称号を手にしてしまった。
味覚音痴クイーン決定戦でマスク姿の幸阪が「デスゲームみたい」ということで、「幸阪茉里乃DEATHゲーム!」を2週に渡って開催。このとき、幸阪は「マリノ様」に扮し、増本綺良は子分「増本killar」として登場し、他のメンバーは囚人っぽく胸に誕生日の4桁の数字が書かれたゼッケンを付けている。A~Cの3ブロックに分かれて各ブロックの覇者が決勝で戦い、優勝者はマリノ様と豪華景品を懸けて最終決戦。だが、マリノ様がスタジオに登場した際は散々バカにされた挙句、最終決戦は結構あっさり決着が着いた。詳しくは幸阪のページにて。
キャプテンとしてグループをまとめてきた菅井が卒業ということで、「7年間お疲れ様!菅井友香の卒業を祝う会」を2週に渡って開催。菅井がメンバーにドッキリを仕掛けるが、実はメンバーは全てを知っている逆ドッキリがあったり、増本綺良が菅井・土生瑞穂と共にちょっとした劇「ぼくはうま」を披露したりなど。特に大沼晶保の沼ソングはメンバー全員も途中から歌唱に参加した。癖の強いリズムにあまりついて行けなかったメンバーもいくらか見受けられたが。
松田が新キャプテンとなったため、「新キャプテン就任記念!松田里奈を知り尽くそう!」を開催。井上梨名・森田ひかるが司会進行で、森田回や田村回のような感じで松田のこれまでの歩みの振り返りを行う。松田姉が松田を鉛筆で刺したこと、松田弟と高校の文化祭で弾き語りをしたこと、両親が東京まで松田を車で三次審査会場まで送っていったことなどのエピソードが発覚。松田父・松田母・松田姉もテレビ通話で登場(顔は松田の絵で伏せられている)。
増本綺良(2)
3期生初登場回の次に3期生が参加した企画。「先輩にハマれ!魁!!きらこ塾!」を2週に渡って開催。誰にでもグイグイ行ける増本が先輩との距離を縮めるべく、3期生に各先輩の攻略法や注意点を伝授するというもの。ヘッドホンをした先輩の攻略法を増本が説明して3期生が実践してみるというのが大まかな流れ。武元唯衣・上村莉菜・井上梨名・小林由依・守屋麗奈・大園玲・藤吉夏鈴・田村保乃・松田里奈・土生瑞穂の攻略法が紹介されたが、プーさんだけで行けるという田村のターンの尺は短め。
企画名に齋藤の名前は入っていないが、ここでは齋藤企画として扱う。
「一般レベルよりすごい特技発表会」を開催。齋藤がフォーカスされた理由は、3期生初登場回で中嶋優月の特技「高速カリカリ梅のせ」を齋藤がやって丁度いい「一般女性」具合だったため。なので、メンバーが持ち前の特技で一般女性代表の齋藤と対決して勝てたら特技と認定されるので、とにかく持ち込んだ対決で齋藤に勝てばいい企画である。各メンバーの特技だけあって齋藤は勝てなかったが、大園玲の持ち込んだ「コンビニコーヒーの蓋早閉じ」で初勝利。元々イジられがちな齋藤はこの回で新たに東京都出身の一般女性というネタが生まれた。
「滋賀ロケ選抜決定戦」を開催。2020年に滋賀ロケが決まって以降、コロナなどの影響でずっと見送られてきたが、3年の時を経て始動。滋賀県にまつわるクイズでロケ選抜メンバーを決めていく。武元は「いなかったら滋賀の魅力を伝える人がいない」という理由で無条件で参加決定。
武元唯衣(2)
「武元プレゼンツ!滋賀大満喫ツアー!」を実施。武元が土田・齋藤・井上・松田・山﨑・谷口愛季・遠藤理子を引き連れて滋賀へ凱旋。澤部は仕事のため不在。武元がメンバーに滋賀を楽しんでもらうべく、様々な企画を用意。最後には学生時代の恩師が登場するというサプライズも。井上はここでも味覚音痴をこすられてしまった。
幸阪茉里乃(2)
3期生加入後、DEATHゲームを再び実施。今回もマリノ様の毒舌は絶好調であり、増本Killerに加えて村山美羽も新たな子分として参戦。最終決戦では小島凪紗と対決するも、後輩にナメられた挙句、またもや惨敗。なお、激クサ鍋は屈指の罰ゲームであるはずなのに、村井優はノーダメージであった。
「新センター山下瞳月のかかってこんかい!」を実施。満を持して9thセンターとなり、高いダンススキルにも定評がある山下だが、番組では、テーブルクロス引きでテーブルクロスを破いたり、運動系企画で何をやらせてもズタボロだったりと非常に鈍臭いポンコツキャラが露呈。そこで、汚名返上のため山下がこれなら勝てると思う得意な分野でメンバーと対決して気分よく勝たせてあげる、というものである(要するに接待企画)。それにもかかわらず、きき緑茶対決、瓶の蓋空け対決、ビビらない対決、卵焼き作り対決と、全てにおいてポンコツ度合いを披露しては敗北し、結局「何をやらせてもダメ」という印象を更に決定付けてしまい、恥の上塗りとなってしまった。特に、散々得意と豪語していたきき緑茶対決では、元祖味覚音痴クイーンの井上に負けるという醜態を晒した。
その後の独自配信の「ちょこさく」でも全然懲りずに、ばば抜きなら勝てると豪語したものの、見事に惨敗している。(え、前に似たような人が他グループにいたって?はて何の事やら)
広島ロケ選抜をかけて、向井以外のメンバーが広島になぞらえたゲーム(牡蠣早剥き対決、シンバルキックチャレンジなど)で対決。ラストは滋賀ロケ選抜決定戦でも行った運試しゲーム。最終的には井上・大園・大沼・石森・中嶋・村井というバラエティ強者多めの6人に決定。
三つ巴対決企画
グループの壁を取っ払え!櫻坂46三つ巴バトル!
Nobody's faultのセンター三人衆(森田ひかる・藤吉夏鈴・山﨑天)をリーダーとして、メンバー全員が3チームに分かれて様々なゲームを行ってポイントを稼ぐ。ゲームの成功・失敗だけではなく、チーム内で仲が良さそうなシーンが見受けられたら場合にも土田の判断でポイントが加算される。が、たまにマイナスになることも。この回で伝説が生まれた。
隠れたスターを探せ!三つ巴クイズバトル!
原田葵卒業後、新たなるグループのクイズ担当を発掘すべく開催。学力テストで原田に次いで2・3・4位だった大園玲・武元唯衣・井上梨名をリーダーとして、メンバーが3チームに分かれてあらゆるクイズに挑戦。時事問題や一般常識、さらにはヘキサゴンのようなれなぁクイズ(麗奈が難解な問題文を読んでリーダーの3人が答える)まで出された。クイズを正解してそうなメンバーを考える、直接対決で決着を付けるなど、リーダーが非常に重要な役割を担う。
櫻坂46 学力ランキング
メンバーが5教科のペーパーテストを事前に受け、珍回答を紹介した後に順位を発表していく。上位5名と下位5名がそれぞれインテリ女王とおバカ女王をかけて早押し問題に参加。珍回答を澤部が気持ちを込めてうまく読み上げるのも見どころ。
2021年回
新2期生6人が加入してから初めての学力テスト企画。大園玲・遠藤光莉はそれぞれ2位と5位に入り、前回も上位5人に入っていた原田葵・武元唯衣・井上梨名と共にインテリ女王を決める早押し問題に参加し、守屋麗奈は前回も下位5人に入っていた土生瑞穂・山﨑天に加えて、大幅に順位を落とした田村保乃と最年長渡辺梨加と共におバカ女王を決める早押し問題に参加。大沼晶保・幸阪茉里乃・増本綺良は珍回答で笑いや困惑を生み出す。結果的にインテリ女王は原田が連覇、おバカ女王は梨加に決定。
2023年回
3期生11人が加入してから初めての学力テスト企画。3期生は概ね優秀であり、トップハーフ(27人中14位以上)には小田倉麗奈・小島凪紗・遠藤理子・中嶋優月・谷口愛季・的野美青・石森璃花・村井優・向井純葉の9人も入り込む。また、藤吉がおバカとは程遠い9位に大幅UPし、かしこで知られる井上はまさかの11位となってしまった(一応3期生を抜いたら井上は4位である)。早押し問題により、インテリ女王は武元、おバカ女王は村山美羽に決定。