概要
『戦姫絶唱シンフォギア』におけるカップリングタグの一部ではあるが、主に立花響が主導権を握り、雪音クリスが一方的に攻められている状況を指す。
作中でもほとんどがこのシチュエーションであり、攻め側の響は天然、受け側のクリスはツンデレ(初期は敵キャラだった)という王道とも言えるカップリングである。
響の攻めに対してクリスは「お前ホントのバカ!」と赤面して怒るが、誰がどう見ても照れ隠しであり、まんざらでもない様子がうかがえる。
主な絡み(第1期)
- 初期のクリスは完全聖遺物を纏う強敵として響の前に現れるが、その目的は響の誘拐だったりする。(第3話)
- 敵対しているにもかかわらず、響はノイズに奇襲されたクリスを身を呈して庇う。このとき怪我をした響に対してクリスは「バカにして!」と怒るも、身を呈した彼女へ心が動いた描写がうかがえる。(第7話)
- 飛行型のノイズの襲撃に(本人は味方であることを否定しつつも)増援として現れたクリスに、響が思いっきり抱きついて喜ぶ。(第10話)
- あくまで単独で戦おうとするクリスの手を響が握り、共闘に至る。(第10話)
戦姫絶唱シンフォギアG(第2期)
これでもかとばかりに2人の絡みが強調されるようになる。
- 過去に自分がやったことを暗澹と振り返るクリスの手を響が握り「大丈夫だよ」と励ます。(第1話)
- 列車の上での戦闘でトンネルに差し掛かり、間一髪で天井をブチ抜いて車内に逃げ込んだと思ったら響がクリスをお姫様だっこ。(第1話)
- おだてられて調子にのる響をクリスがチョップして諫める。(第1話)
- S2CAを放ってへたり込む(実際は月読調に「偽善者」と痛罵され、それが元で過去の心の傷が再び開いた)響の両肩にクリスは手を乗せて心配する。(第2話)
- エンディングの1カットではクレープを食べるクリスに響が抱きついている。
時系列的には前作の3ヶ月後の物語のため、仲の良さが加速したのだと推測される。
しかし視聴者から響の正妻といわれ、ひびみくタグまで存在するほどの小日向未来にとっては穏やかではない事態であろう。
もっとも、未来はクリスとも友達であるため響を中心としたハーレムが形成される可能性も高いが…… → ひびみくクリ
戦姫絶唱シンフォギアGX(第3期)
第1話では、クリスと響が火災現場へ救助活動に向かった際には、「任せたぞ!」「任された!」のやり取りだけで意思疎通できるまでの信頼関係を築いている。
戦姫絶唱シンフォギアAXZ(第4期)
第1話のバル・ベルデ軍との交戦では、クリスに向けられた戦車からの砲弾を響が受け止め、それをクリスが撃ち抜くというコンビプレイを見せた。
戦姫絶唱シンフォギアXV(第5期)
第3話のミラアルク&エルザとの戦闘では、クリスに近づいてきたアルカノイズを響が蹴り上げて庇い、言葉を交わさずともすれ違うだけでお互いの考えを分かり合う関係性であることが描かれた。
その後逃走するミラアルクとエルザに追撃を仕掛けるために響がジャンプ台となりクリスの長距離狙撃をするといった連携を見せるなど、かつての翼と奏のような関係性のようにも見える。
未来が敵の策略によって誘拐された際にも、緒川達調査部の調べによって未来が殺害されなかったと知って安堵している響に肩を置いてよかったなと言わんがばかりの表情を向けている。
第12話の月面でのヴァネッサとの決戦では、クリスが中距離での白兵戦で響を援護し、隙を見て長距離射撃を狙おうとするも、ミラアルクの妨害に遭い、その隙にヴァネッサにクリスの懐まで迫られる。しかし響にお姫様抱っこをされ間一髪で避けきった後、「クリスちゃん! 一緒に!」と接近戦を仕掛けるために響と一緒に蹴りを入れるなどの連携を見せる。
こういったように、意思疎通能力や連携技術を少しずつ上げて行っており、現在ではザババのふたりに匹敵するほどとなっている。
関連イラスト
関連タグ
戦姫絶唱シンフォギア 戦姫絶唱シンフォギアG 戦姫絶唱シンフォギアGX
かすあり:BanG_Dream!の百合カップリング。2人の関係性がひびクリと非常に似通っている。『XD』のコラボで実際に競演しており、実際劇中でも小日向未来が似ていると評している。