概要
主にコミックガムで活動している。作品の多くはクロスオーバー になっており、大体大召喚という儀式が行われた後の世界観となっている。
そのため多くの妖怪、悪魔、妖精 、神が登場する、中にはUMAや都市伝説が登場することも。
作中の妖怪などは自身の作品の付喪神文車妖妃のしおりちゃんが解説する事が多い。
作風
作中の妖怪などは実際の伝承を元にアレンジした者が多いが、中央七支柱など佐藤有文の著書のオマージュも見受けられる。
オノマトペはアメコミを元にしたアルファベット表記のものや鬼印(キィン)、雑ッ(ザッ)などの当て字も多い。
登場人物は日本人のような名前でも苗字と名前を「・」で区切るのが特徴。
パロディも多いが、モブキャラに版権キャラらしき者も登場する、読む時に探すのもおもしろいかもしれない。
長らく作画はアナログだったが、現在はデジタル。
アシスタントは足洗邸の住人たち。連載中から募集しているがなかなか見つからない。
人物
2017年に結婚、2018年に第一子が誕生している。
コミックガムや単行本のコメントによると、仮面ライダーシリーズ(モブに仮面ライダークウガが登場)や水木しげる作品は好きだが、仮面ライダー響鬼と5期鬼太郎はあまり好きではない。
貧乳派、らしい。
格闘ゲームファンであり、作中で登場人物がそのこだわりを語るシーンもある。
作品
「大召喚」が起こる遥か前の時代が舞台。主人公は仙・義虎。
推定「大召喚」前の令和日本が舞台。主人公は谷口日々とトイレの花子さん
以下の作品は、「大召喚」から20年以上経った時代が舞台。
主人公は須美津・義鷹。『足洗邸』第4~7巻と同時期に、別の場所で起こった事件を描く。
主人公は田村・福太郎。
主人公はアブラアム・トゥルビヨン。
作品世界設定
みなぎ作品のほとんどは同一の世界を舞台にする、アメコミ映画で用いられる「ユニバース」方式が採用されている。
ある作品が別の作品の過去、あるいは未来の出来事、同時期に起きた別の場所の出来事を描いており、キャラクターも複数の作品に登場する。
正式な名称はないが、劇中での表現から「混淆世界」、作者の名前から「みなぎワールド」と呼ばれることもある。
概要
とある人間の魔術師と、十柱の神(悪魔)「十支王」による大規模儀式「大召喚」により、それまで空想上の存在として人間に認知されていた神・悪魔・妖精・精霊・妖怪・都市伝説の怪物と言ったものが人間世界に「召喚」された世界。
召喚された異世界の住人達はそのまま人間世界に定住し、人間と人間以外が共存する「混淆世界」が成立した。
中央
既存の規範が無意味となった世界を魔術結社「北方の混沌(アー・グラ・ケイオス)」が掌握し、そのまま政府機関となった。
その政府機関と、彼らが支配する世界7か所の都市国家を「中央」と呼ぶ。
トップは大召喚の首謀者たちである「十支王」が務め、軍部として地獄の七大悪魔を軍団長とした「七支柱」および各セクションが存在する。
市民は、「666」の獣の数字を用いた「社会保障ナンバー」を額か手の甲に刺青として刻まれ、それが「中央の市民」である証拠となっている(数字がない者は、各種保障制度はおろか、買い物すらできない)。
鎮伏屋(ハンター)
いわゆる賞金稼ぎ。市井で起きる怪異絡みの事件は軍だけでは対処しきれないため、認可が下りた鎮伏屋に怪異を討伐させている。
鎮伏屋にはハンターネーム(H.N.)が与えられる。これは、現実世界で出版された本とその作者名という構成になっている(例:「失ワレタ世界」と書いて「ドイル」と読む)。
都市間の輸送に従事する輸送鎮伏屋(ロードハンター)もおり、こちらも輸送業務の傍ら襲撃や妨害を行う怪異を討伐している。
鎮伏屋として登録したからと討伐は義務という訳ではないようで、まともに活動していないと思われる鎮伏屋も登場している。
怪異
中央によって怪異認定を受けた、人民や世界に危険を及ぼす存在。狭義では「大太解体魔人」とその僕使を指す。
特に危険なものは鬼号怪異と呼ばれるが、鬼号はナンバーを持たない(市民登録をしていない)ものを指すため、名に反して危険度が低く賞金額も低い。
ファイターズ・ストリート
町中にある格闘技場。ほ
鎮伏屋の名を売る場所でもあり、一般市民の娯楽でもある。
F.N.(ファイターネーム)という二つ名を名乗ることが出来る。
関連タグ
猫車 イラストを多数投稿している。