概要
蘭領アンティル・キュラソー島出身。1993年にMLBアトランタ・ブレーブスに入団。
3年後の1996年に19歳でメジャーデビュー。31試合出場で5本塁打13打点をたたき出し、ポストシーズンではMLB史上最年少となる本塁打を記録。
1997年には右翼手のレギュラーとして定着、153試合に出場し18本塁打を放つ。さらに1998年には31本塁打90打点、1999年には全試合出場を記録する。
2000年にはオールスターゲームにも出場。打率.303は自己最高で、また36本塁打を放った。
2005年は51本塁打128打点をマークし、2冠王に輝く。2006年には第1回WBCオランダ代表として出場した。
2008年はロサンゼルス・ドジャース、2009年はテキサス・レンジャーズ、2010年はシカゴ・ホワイトソックス、2011年・2012年はニューヨーク・ヤンキースとチームを転々とする。
打撃では30本前後の本塁打をコンスタントに記録、また選球眼が非常に良かった。
外野手として10年連続でゴールドグラブ賞(1998年 - 2007年)を獲得している。MLB時代は俊足であり守備範囲も広かったので、守備位置は浅めに守ることが多かった。
2012年オフに自身初の日本球界となる東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。
2013年は主砲として活躍し、楽天史上初の優勝と日本一に貢献した。
2014年楽天を退団。
2016年に現役を引退した。
2023年9月9日に、アトランタ・ブレーブスはA.ジョーンズが在籍時に使用していた背番号25を永久欠番にした。
若手時代は島国出身らしいやんちゃで呑気な性格で知られ、どこぞから無償でコールガールを手配されて一騒動になったこともある。一方、楽天時代になると既に若い頃のやんちゃさは影を潜め、日本に骨をうずめる覚悟で真摯に野球に向き合う真面目選手として認知されていた。