イーウィス族

いーうぃすぞく

イーウィス族は、モンスターバースシリーズに登場する民族。

概要

元々は地下空洞世界に定住していたいわば"地下世界に適応した人類"であり、髑髏島に住む一部の民族は髑髏島が地上に押し出されたことで再び地上への生活に適応した個体である。

コングとモスラを崇拝している。

『髑髏島の巨神』では、1944年にハンク・マーロウ米軍中尉とグンペイ・イカリ日本海軍零戦搭乗員が、太平洋戦争中の戦闘の最中に島へ不時着し、しばらくイーウィス族の元に身を寄せていた。

外見的には東南アジア系の黄色人種に近く、

『発声による言葉は使用せず、身振り手振りやテレパシー等でコミュニケーションを行う』

『体に楔形文字のようなペイントを施す』

といった独特な文化を持つ。

見方によって『無口で無愛想な未開人』にも思えるが、カメラに興味を示す・長年共に暮らしていたハンクがついに船を完成させ旅立つ際には総出で見送るなど、本質的には心ある民族である。

『キング・オブ・モンスターズ』では映画中に直接登場はしないが話などに出てきている。また2021年に髑髏島をカマソッソが襲撃。コングは退けるも、カマソッソに呼び寄せられたギドラの嵐によって島の生態系が崩壊、髑髏島にいたイーウィス族もジアを残しほぼ全滅するという事態に陥ってしまった。

しかし、『ゴジラxコング:新たなる帝国』にて地下空洞世界に同族が生き残っていたことが判明。

救難信号(SOS)を発信してスカーキングによる地上侵攻とシーモの復活を知らせ、それを感知したゴジラが対処に乗り出し、これにコングとモスラが協力したことで見事スカーキングの野望を打ち砕くことが出来た。

ジアも同族との交流により孤独を感じることはなくなり、地下に定住していた彼等も同族の生存に安堵していた。