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概要

エキゾチックペット」とも。以外、かつ家畜種ではない動物。基本的に海外産である事が多いが野生種であるなら在来種も該当することがある。

爬虫類両生類も含むが、魚類無脊椎動物は含まない事がほとんど。

一般的なペットである犬と猫以外は、種単位で専門分野となるため、病気やケガに備えて対応できる獣医を探す必要がある。

特に哺乳類系だとついついやりがちになってしまうが、安易にキャットフードドッグフード人間向けの食品を与えてはならない。種ごとのペットフードを用意したり、食性に対応した食事を安定供給する体制を整える必要がある。

日本においては特定動物系は2020年6月以降、新規の許可申請受付がされない形になっている。カワウソ類やスナネコのように(現時点では)特定動物扱いではないものの一般人が飼うには根本的に向いていない種も存在する。生息環境をなるべく再現する必要性が高かったり、気性がとてつもなく荒い、という理由が挙げられる。

ヒョウモントカゲモドキのように養殖のための技術と体制が確立している種もあるが、そうでない場合供給源を野生からの採取に頼ることになる。

動物園からの余剰個体もなくはないが、焼け石に水である。ペット目的のための自然からの採取は環境生態系に直接的なダメージを与え、絶滅の危機にガチで迫らせてしまう。

国境を越えた輸送中に死亡する例も後を絶たない。ペット目的の密漁も行われ、国際的かつ大規模な社会問題となっている。

絶滅しなければいいかというとそうでは全くない。かつてペット目的で日本に持ち込まれたアライグマは原産地で繁栄しているばかりか日本においても急速に生息域を広め生態系や人間の財産の破壊をもたらしている。

家畜化されていない動物の中には強烈な凶暴性を秘めているものも少なくなく、ペット流通として軌道に乗れば、そして飼いきれずに捨てられた個体が自家繁殖を始めれば、アライグマの悲劇が繰り返されることになる。

主なエキゾチックアニマル

哺乳類

フェレットコツメカワウソ等の小型イタチ類、テグーモモンガハムスター等の齧歯類、ハリネズミウサギサーバルスナネコ等の中型以下~小型のネコ科動物、リスザル等の小型サル

鳥類

フクロウ等の猛禽類、オウム

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