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概要

 この団体は現代アートを標榜する商業「美術」集団であり、2008年に藤城嘘氏を中心として発足したとされる「ポストポッパーズ」を元としており、詳細は不明であるが、2010年以降、代表は美術家兼美術評論家の黒瀬陽平氏が務めている。

 「カオス*ラウンジ」を示す内容が集団であったり展示会であったりと一定でなく、よくわからないものとなっている。

項目の存在理由

 この団体はその作風により他人に迷惑をかけた。

 具体的には他人のイラスト作品を無許可で切り刻むなど蹂躙したため、一時期問題になった。

 またカオス*ラウンジとpixiv運営が共謀して起こした現代アート騒動はそれぞれの黒歴史となっている。

「現代アート」としての手法

 主にプリントアウトしたイラストフィギュアなどの素材に、コラージュ・切り裂き・ペンキ塗布・水をかける・溶融・靴で踏みつけるなど、絵師にとっては最大級の侮辱と受け取れる加工を行い、販売していた。

 また、彼らは芸術サブカルチャー・ネット企業方面に幅広い人脈を築いて現代アートの旗手と持ち上げられ、莫大な利益を上げて法人化も間近であったとされるものの、素材の盗用pixiv投稿絵も被害に)や「カオス*ラウンジ宣言」の問題が表面化して支援者も離反しつつある。

なお、2012年5月11日に『カオスラウンジ』の商標が譲渡され、『美術集団としてのカオス*ラウンジ』とは無関係のK氏(マジスタンス)が現在は管理所有している。

 そのため、この項目に記載されている、『「美術」集団としてのカオス*ラウンジ』は団体名すら無断使用状態であるため、今後の動向に注目が集まっている。

pixivとの関係

 中心人物である梅沢和木氏(以下梅ラボ)や藤城嘘氏、ID番号不詳であるが、黒瀬陽平氏は元pixiv会員であり、メンバーや展示会出展者をpixiv上で募っていた。現在は退会している。

またその関係上、展示会の参加者の絵にもタグが付いているが、中にはほとんど騙されて出品した被害者(展示品が返送されない)も存在しているとのことであるため、確認もせずにメンバーと同一視して批難することは避けるべき。

 さらにpixiv事務局にも素材収集への協力などの嫌疑が掛けられたが、公式声明では関与はないとしている

 【pixiv事務局の公式見解(リンク)】

 その他、片桐社長氏のtwitter発言などと合わせると、

  • pixiv事務局はカオス*ラウンジの活動に直接の関与は一切していない。
  • 雑誌「美術手帖」の取材を一緒に受けたことがあり、面識はある。
  • その後、カオス*ラウンジの関係者にしつこく相談され、止むを得ず建築家(「チームラボ」所属)を紹介したことはある。
  • 関係者と一見親しげにtwitterでやりとりしたことはあるが、社交辞令の範疇にある。
  • 他にもpixivと提携している「カイカイキキ」(外部リンク:【pixiv Zingaro】)、「チームラボ」両社を通し、結果的に間接的な提携の形になっていたことはもしかしたら無いとは言えない可能性もあるかも知れないことは否定できない。

……ということを説明している

 その後、コミケ80の画集参加者に向けて、『コミックマーケット80弊社作成画集へのイラスト提供者さまへ』という補足メッセージが送られたものの、当然ユーザーの中には「納得できない」という声も多く、しばらくはpixivへの抗議絵の投稿などは続いていたが、かれらも運営されたためか、現在は小康状態となっている。

pixiv上の抗議活動とその対処

 主に「現代アートタグにおいて抗議絵が投稿されており、加えて「ふたば☆ちゃんねる」出身のコラージュアート作成集団「マジスタンス」が便乗して入会・投稿している図式になっているようだ。

事務局側はこれに対し、主に規約の誹謗中傷禁止条項と複数アカウント所持禁止の規約を適用し、

  • 「この問題についての批判風刺要素がある絵を投稿し、風刺批判活動のみを目的としたアカウント」は見つけ次第無条件に凍結もしくは削除誹謗中傷禁止条項 )。
  • 複数アカウント・あるいは削除された会員の再入会と思われるアカウントは見つけ次第無条件に凍結もしくは削除( 通常処理だが、チェック体制は大幅強化)。
  • 投稿内容によっては既存の普通に活動していたユーザーもアカウント凍結もしくは強制退会処分(pixiv利用規約誹謗中傷禁止条項によるもの)。

という対処をしているようだ。ただし、ピクシブ百科事典の荒らしへの対処を見る限りではその情熱はほかに振り分けたほうがよかったと思われる。

 pixivに限らず、昔から批判風刺絵がランキングから除外されることなどは見られたが、今回、特に既存ユーザーに対する対処は相当厳しく、「誹謗中傷禁止」条項の適用が運営の保身のため過剰に適用されている疑惑が存在する

 またこれに関連し、ピクシブ百科事典においては「現代アート」「現代あーと」「現代ア一ト」「コンテンポラリーアート」「アート犬」タグについての記事は編集合戦や閲覧の負荷を理由に閲覧できなくなっている。

 さらに百科事典内で、いくつかの関連文字列での検索ができなくなっているが、「現代アート」はともかく現代」までが検索できないのはやりすぎではないかという声も出ている。nopageの項目も参照。

参考

カオス*ラウンジ宣言(一部)

画像は使います!使います!それ以上のコミュニケーションはないです

ネットにある画像はフラットだから全部使う。使うことにごめんねはない

ネットにある画像はサンプリングしていきますその結果として体力のないコミュニティが潰れてもしょうがない

ネットにあるものは全部僕らの素材ですからそれ掠めとって芸術作品として世に出しますよ

その他

 もともとこのキャラクターはふたば☆ちゃんねるキチガイおもちゃにする目的で作成され、それが4chanで受け入れられたキャラクターであるが、それを梅ラボが無断で利用し、わけのわからない言い訳を行った。詳しくはtogetter:キメこな騒動まとめ。参照

 当初富士フィルムより彼らがデザインしたとされるスマホケースが販売されていたが、複数の苦情があり、著作権などの問題により販売が中止、商品回収された。

 無論この行為は通貨偽造罪として無期又は3年以上の懲役に処せられる。

 「行使が目的ではない」だって?赤瀬川原平氏の千円札裁判という事例がある。これは芸術家が紙幣に類似した印刷作品を作成し、通貨及証券模造取締法で検挙され、執行猶予付きの懲役3ヶ月の判決が下された事例だ。

  • 「カオスラウンジのメンバーの一人は年収7000万」発言

 これは東浩紀氏がそう発言したとされる。詳細はtogetter:東浩紀と黒瀬陽平とUSTと消えた7000万円

  • ホテルサンライン蒲田

 梅ラボが手掛けた部屋に【公式企画】pixiv×第七回博麗神社例大祭にて投稿されたイラストが使用され、その作品の募集要綱が不自然であり、pixiv運営素材提供を目的としていたと疑われる疑惑だが、pixiv側はホテル内装の件について関係を否定している。

  • pixivの記事内に設置されたツイッター投稿用ボタンが一時的に非表示となる
  • カオス*ラウンジのメンバーがpixivを自主的に退会

 いったんアカウント停止となった後、復帰、その後退会扱いとなる。ただし、退会しているにもかかわらずnopageと同様内部にデータは残っている状態ではないかと疑われている(一例)。

など、いろいろやらかしているらしい。

現在の活動

騒動から年月が過ぎ多くの人々の記憶から忘れられつつあるが、実際には株式会社ゲンロンなどのバックアップのもと

・子供や若手アーティスト向けの美術教室の開催

・専用アトリエの設置

・地方公共団体主催のアートイベントへの出展

など現在も活動を継続している。

なお批判されている無断で素材を使用したコラージュなどの作成、他人の作品のコピーを破壊・汚損するという作風も依然続けていることが確認されている。

他の言語

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