ここでは『ドラえもん』のひみつ道具について解説する。一般的なゲームブックについてはゲームブックを参照。
概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC38巻収録「冒険ゲームブック」。
目測2m程ある本型の道具で、作中に登場した物は「火竜の秘宝」というタイトルだったが、他にもシリーズが有るのかは不明。
大事な物(作中ではどら焼き、しずか)を「秘宝」としてゴールで有る最後のページに入れ、1ページ目から本に入って秘宝(大事な物)を巡り、スフィンクスと戦ったり、小人や女神の助けを得ながら、最終ボスである火竜の城を目指すファンタジー物のゲーム。
しかし難易度は高く、ドラえもん曰く「下手すると本の中で迷って出られなくなることもある」とされる。
また、このゲーム内では他のひみつ道具を使うなどの不正行為は一切禁止であり、仮に実行した場合はその瞬間反則行為による罰ゲームが執行される。
実際のび太は出木杉とプレイするも、どんなゲームも簡単過ぎてすぐに飽きるという出木杉は見事火竜攻略に必要な装備(蔓に絡まっていた小人を助けた事で入手した剣、竜の火にも耐えられる様になる女神の泉の水を浴びた身体、何時の間にか入手した盾、身に着けると空を飛べるようになる意思を持った羽根)を全て手に入れ火竜を倒しゲームクリアした。
一方考え無しに行動したのび太は序盤で早くもスフィンクスに追い詰められ詰んでしまい、出木杉に負けたくなかった事から予め持ち込んでいた四次元ポケットからどこでもドアを使用して、その後のダンジョンやイベントはおろか、ラスボス戦をも全部スルーして最終ページまで一気に向かうと言う、このゲームのクリア条件そのものに中指を立てる程の反則行為を行ったが、しずかが待機する最終ページに入った瞬間「罰ゲーム」として頭上から巨大な石のブロックが落とされ、ペラペラ状態になる羽目になった(なお、大山のぶ代版のアニメではジャイアンとスネ夫も参加しており、彼らものび太共々巨大な石に潰されてペラペラ状態になった)。