データ
- 身長:71m
- 体重:9万7千t
- 別名:吸金爆獣
- 出身地:ベンゼン星
概要
映画第一作に登場。
ベンゼン星人が、自身が患っている慢性ガス過多症の特効薬となる金を強奪するために連れてきた宇宙怪獣で、ベンゼン星では金エネルギーを生み出す家畜としてベンゼン星の総人口に比例した数が飼育されている。
コッテンポッペという名前はビードロの音色に似ている鳴き声からMydoでつけられた名前であり、星人はゴルドルボムルスと呼んでいた(よって正式名称はこちらが該当すると思われる)。
後者の名前の由来はゴールド+ボムであろう。
額の角から発射するビードロ光線、左右の角からのキッ光線、バリア発生能力や炎を吸収して吐き出す能力など多彩な力を持っている。ゴールデンテールという尻尾は大阪城を破壊できる威力を持つとされている。
地底から世界中の金を溶かしては長い舌「ディープストロー」を使って飲み込み、ウルトラマン地球来訪30周年記念黄金像、挙句の果てには金閣寺の外装まで食べてしまう事件を起こす。
巨大化したベンゼン星人と共にウルトラマンゼアスと戦うが、全身が地球をも簡単に吹っ飛ばすほどの爆弾になっている為ゼアスは迂闊に攻撃出来なかった。(高熱だけでなく、衝撃を受けただけでも大爆発するらしい。)
しかし、MYDOがゼアスに警告ビームを放った為に地球での爆破は回避される。最期はゼアスニーキックで気を失い、安全な宇宙空間に運ばれた所にスペシュッシュラ光線を受けて爆死した。
なお、PS用専用ソフト『ウルトラマンゼアス』では別個体が登場しており、各ゼアス候補生達が最初に対決する怪獣としてプレイヤーたちの前に立ちはだかる事となる。
また、同作に登場する怪獣キュベリアスはコッテンポッペのデザイン案を基にしており、顔のデザインが変更されている(出典:『テレビマガジン特別編集 平成ウルトラ映画全集』(講談社・2001年)P80、P88より)。
パロディ版『ウルトラマンゼアス』では石橋貴明演ずるベンゼン星人の変身態として登場(原作とは異なり、顔出し)。必殺技は水着の女性をけしかけるお姉ちゃん攻撃となっている。
最期はゼアスの呼び出したウルトラ兄弟(ウルトラマンからタロウまでの5人)にフルボッコにされ、不発を繰り返して漸く放たれた合体光線を浴びて倒れ、遺骸は宇宙空間に放り投げられた。