曖昧さ回避
- スペイン語で「司令官」の意味、後述のお笑いコンビの由来にもなっている。
- フィデル・カストロを取材したドキュメンタリー映画
概要
安田邦祐と石井輝明による吉本興業所属だったお笑いコンビ。2008年結成で2023年に解散、NSC大阪校29期生。
同期に見取り図、金属バット、ジャングルポケット、渡辺直美、さらば青春の光などがいる。
安田は183cm、石井は180cmと2人とも高身長で、芸風はシュールでゆるそうに見えるが、時折アクティブでドタバタ劇も繰り広げる漫才だった。
また、安田がコンビの自己紹介をすると見せ掛けてそうでもない内容を語り、石井が優しくツッコむ掴みも特徴的だった。
前述の通り、解散済だがそれ以前にも解散経験がある。再結成前に石井は盛山晋太郎と「ギター」というコンビを組んでいた。コンビ名は当時拠点にしていた大阪にあった劇場「baseよしもと」から「ベースに必要なのはギター」と発案したから。
結成当初は前述の通り拠点が大阪で、2016年には第5回ytv漫才新人賞で優勝、第51回上方漫才大賞新人賞(若手部門)受賞する程の栄冠を手にしていた。
しかし、M-1グランプリは2009年の敗者復活戦(現在のM-1とは違い準々決勝が無かった)進出が最高成績で、ラストイヤーは2023年だったが出場前に解散した。
その後、2017年から東京で活動しており、2022年からは大宮セブンとしても活動していた。
テレビ出演は低いけれども劇場人気が根強かったので傍から見れば順調な活動をしているかと思われた矢先、2023年5月2日に突然解散を発表。この少し前から安田が体調不良で休業していた。この時、結成15周年記念の全国ツアー開催間近だったが中止が決定され前売チケットの購入者に返金せざるを得なくなり、わらたまドッカ〜ンやマルコポロリ!も放送間近で前者は放送されたものの後者は放送内容からか出演部分を減らすとてんやわんやだった。
解散後、石井が1人でマルコポロリに出演した際、あの時に出演した事で解散が決定打になったと発言した。
解散を惜しむ声が多い中、安田は復帰し、2人とも吉本を辞めずにピン芸人になり、安田はGAGに加入したが、後述の通り芸名を変えている。
メンバー
安田邦祐(やすだ くにひろ、1983年10月25日 - )
ボケ担当。
専門学校卒業後はインテリア関係企業に就職していた。
以下の画像(下段左)の通り、結成当初は眼鏡だけでなくロン毛も特徴的だったが、2013年からお年寄りの評判が良くなかった故に短髪でずっと活動していたが、解散後暫くして坊主頭になった。そして、当時の宣材写真が猿の着ぐるみを着ていた。
右手を開き掲げて、左手は90°に曲げて挙げるポーズをする「ぱや〜ん」という持ちギャグがある。
2019年に結婚、現在1児の父親。
コンビ解散後はピン芸人「ファニー」として活動、由来は吉本のWebサービス「FANY」からで本人がヘビーユーザーだから。一人芝居に力を入れていた。
その後、2024年6月22日からGAGに加入して、芸名を「安田ファニー」に改名した。
石井輝明(いしい てるあき、1984年10月17日 - )
ツッコミ、ネタ作り担当。
2019年のよしもと男前ランキングで6位にランクインする程の男前だが、性格はかなりのマイペースで周囲から「国民の末っ子」と呼ばれていた。
コーヒーやカフェが大好きで自身のInstagramやブログで紹介するだけでなく本も出版している。挙句の果てにはカフェも経営し出す。ちなみに、開店前から出入りNGリストが公開されている。
2022年に結婚。
コンビ解散後はピン芸人「石井ブレンド」として活動、前述のコーヒー好きから元和牛の水田信二が名付けた。前述のカフェも経営している。
しかし、今でも漫才への未練は強い。
関連項目
囲碁将棋…同じ事務所の先輩芸人、こちらも高身長で大宮セブンのメンバーだが活動中。
コウテイ…同年に解散した同じ事務所の後輩芸人、コマンダンテと同じくメンバーの1人が休業中に解散している。
歴代ytv漫才新人賞優勝者