金属バット(芸人)
きんぞくばっと
吉本興業所属のお笑いコンビ。主にライブで活動している漫才師である。NSC大阪校29期生で、同期は見取り図、ジャングルポケット、渡辺直美、さらば青春の光など。
高校の同級生コンビであり、小林・友保どちらも大阪府堺市出身。
取材・インタビュー等ではボケて回答していることが多い。例:ネタはどうやって作っている?→ホームレスに金を渡して書かせている、出てみたいテレビ番組は?→世界陸上、など。
また、どちらも喫煙者かつ、三浦マイルド軍団の一員である。
YouTubeでチャンネルを持っており、毎週木曜日に「金属バットの声流電刹」というWebラジオを更新している。また、「金属バット無問題」という毎週土曜日に企画を展開するチャンネルも開設している。
M-1グランプリはNSC在学中の2006年から出場。2015年から2017年まで3年連続で準々決勝進出、2018年からラストイヤーの2022年まで5大会連続で準決勝に進出する。2021年の敗者復活戦では視聴者投票1位のハライチと約25000票差で2位となり、あと一歩のところで決勝進出を逃した。
2023年には、芸歴16年目以上の漫才師による大会であるTHE SECONDへの出場を表明した。選考会を勝ち上がり、ノックアウトステージに進出した。ノックアウトステージ32→16では相手の東京ダイナマイトが出場を辞退したため不戦勝となり、代わりに東京ダイナマイトの漫才「タクシー」をカバー。ノックアウトステージ16→8でタイムマシーン3号に勝利し、グランプリファイナルに進出。これが金属バットにとって初の全国区賞レース決勝進出となった。グランプリファイナルでは1回戦でマシンガンズに敗退した。
2024年大会にも出場し、ノックアウトステージにてCOWCOW、母心にそれぞれ勝利し、グランプリファイナルに進出。前年ファイナリストであるテンダラー、囲碁将棋、マシンガンズ、超新塾らは敗退したため、唯一の2年連続ファイナリストとなった。 グランプリファイナルでは1回戦でハンジロウに勝利したが、準決勝でガクテンソクに敗れ、ベスト4で敗退した。
- 盛山晋太郎(見取り図):同郷出身であり同級生(小林とは幼稚園、友保とは小・中学校が一緒)。
- 三浦マイルド:前述の通り、彼の軍団に入っている。2019年4月に放送されたアメトーークの「企画プレゼン大会」で「三浦マイルド軍団」をプレゼンし、放送する前に色々あってお蔵入りになった。
- スケプティック:漫画「僕のヒーローアカデミア」の登場人物で、本名は近属友保(ちかぞく ともやす)。友保がモデルとなっている。なお、同キャラクターの部下はおそらく小林がモデルである。
- トム・ブラウン:布川ひろき(ロン毛)とみちお(坊主頭)によるケイダッシュステージ所属のコンビ。ロン毛と坊主頭、同じ高校出身同士でのコンビと、金属バットとの共通点も多い。また両コンビともに仲がいい。
- ランジャタイ:尖っているモノが憧れる共通点がある。
M-1グランプリは2015年から日清食品が協賛している故、予選の楽屋にはどん兵衛が置かれており出場者各自が持ち帰られるようになっている。これにより、友保が目を付けて2016年から積極的に持ち帰っていた。それは年々エスカレートして、ラストイヤーの2022年には日清食品が友保に直接贈ったり、感謝の意を述べたりした。
そして、出場資格を無くした2023年は「どん兵衛泥棒」として(無関係の小林も)友保を北海道に連行し、罰としてきつねダンスを踊らせる(テイの宣伝)。
金属バット×きつねダンスに反響相次ぐ 『M-1』からの壮大な伏線回収に感動の声も(オリコンニュース)