「大成功でございます!」
「このゴシキフェロモンをゆかと言う娘に試しましたところ、気立ての良かった娘が一変して親にも反抗する狂暴な性格となりました!」
概要
第25話に登場したダブルモンスター。
ミツバチダブラーに続く2人目の女性ダブルモンスターであり、主な戦力は相手に幻惑を見せるガスを吹き付け、その中で攻撃すること。また、巨大化能力も持っている。
女性たちの「もっと美しくなりたい」という願望を利用し、獣星帝国に花嫁として送り込み、優れた獣星人を誕生させる「水中花作戦」を実行しようと目論む。
なお、この作戦に用いられた「水中花」には女性をより狂暴化させる作用があるが、男性に用いるとより女性的になり、劇中では誤ってこれを嗅いでしまった大山小次郎は女言葉を話だし、ビキニ姿で一条寺烈にキスを迫った。
活躍
スイミングクラブの講師に変装して、藤わかばやその他の女子生徒たちに水中花を渡し、それにもっと祈ることで美しくなれる教え、彼女達を洗脳する。魔空城に帰還してドン・ホラーに近況を報告すると、前回のクモダブラーの二の舞にならぬよう釘を刺され作戦を続行させる。
更に、スイミングクラブに続き、コーラスグループやバレー教室の女子生徒にも量産した水中花を渡し彼女らも洗脳する。
だが、急に性格が変わったわかばたちに疑問を抱き、スイミングクラブに潜入した一条寺烈にマクーの者であることを問い詰められると、正体を現し幻惑の技を使って苦しめ、プールに突き落とすが、烈が即座にギャバンに蒸着し反撃に出た為、一時退却する。
このことに焦りを感じ、適応能力がある者をスイミングクラブから24名、コーラスグループから24名、バレー教室から30名招集し、獣星帝国に連れて行こうと計画し、彼女達を連れ出す。だが、宇宙船に乗り込む直前で水中花の効果が切れ、「家に帰りたい」と言い出した数名を不適合者だと判断し死刑にしようとしたが、わかばの口紅に仕込んだ発信機から現場に駆け付けた烈によって阻まれ、クラッシャーと共に襲い掛かる。
ガス攻撃で烈を苦しめるが、その中でギャバンに蒸着された為、形勢が逆転。ドン・ホラーの命令でギャバンを魔空空間に引きずり込み、3倍になったパワーで戦闘を続け、幻惑の技で応戦するが、「レーザーZビーム」で打破される。そして直後に戦闘円盤に乗り込み攻撃に出るが、またもレーザーZビームを受け円盤が全滅し、今度は巨大化して応戦する。しかし、最期は電子星獣ドルに乗り、「ギャバンダイナミック」を炸裂させたギャバンの前に砕け散り、基地もそれと同時に爆発された。
関連タグ
ドラゴンドラン:『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場するトリノイドで、特殊アイテムを流布させ、それを信仰させることで人々を洗脳した怪人繋がり。
ショホウセンカメレオン:こちらも『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場するトリノイドで、同じく女性たちに自分たちの組織の子を産ませようとした怪人である。
ピッチ・コック:『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場するギャングラー怪人で、こちらは人間を完全に性転換させた。