概要
『マジンガーZ』第34話「紅い稲妻 空飛ぶマジンガー」に登場した空中戦用機械獣。
全長25m、重量300t。ただし1万tもの爆薬を搭載可能(東京大空襲の6倍に及ぶ)。
爆撃機に顔と手足を付けたようなデザインが特徴で、「虐殺する者(Genocider)」の名の通り都市を壊滅させるほどの量の爆弾やミサイルを搭載。
その腕自体も爆弾であり、外して投げつける事で目標を爆破した。
光子力研究所も、スパイとして潜入させたリコに光子力バリアを解除させ、一度は壊滅させた。
空を単独で飛行できないマジンガーZを空爆し続けることで優勢に立ったが爆薬切れに追い込まれて撤退、再戦時にはジェットスクランダーを初装着したマジンガーZの光子力ビームで爆砕された。
デザイン原案は永井豪本人。決定稿とほぼ同じデザインで変更点はないが(線を清書した程度)、原案の方が重厚かつ硬質的なフォルムを有する。
『腕が腰部分から伸びている』『上半身と両足に翼(ウイング状バーツ)』『多数のミサイル及び爆弾を搭載』『顔は不敵な笑顔』と、機械獣のフリーキーな魅力と特徴とが凝縮された、優れたデザインの一体でもある。
『マジンカイザー(OVA)』
第2話で登場。ジェノバM9らと共にマジンガー軍団を襲い、アフロダイAを大破させた。
最後はグレートブースターが直撃して爆砕される。
『マジンガーZ/INFINITY』
量産されており複数個体が登場。
富士山の決戦ではマジンガーZのスクランダーカッターを受けて倒され、無双シーンのトリを飾る。
余談
『スーパーロボット大戦』でもわかりやすく空中戦に適した機体なので、『α』『α外伝』『SC 2nd』ではザコ敵として、『T』や『30』では中ボスとして登場した。