図鑑データ
艦名 | G.Garibaldi(ガリバルディ) |
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図鑑No | 390 |
艦級 | L.d.S.D.d.Abruzzi級2番艦 |
艦種 | 軽巡洋艦 |
CV | 浅見春那 |
イラスト | じじ |
「Buongiorno!
イタリア生まれの最新鋭軽巡Giuseppe Garibaldiだ。
長いって? そうだな。Garibaldiでいいよ。よろしくな!」
概要、伸していくよっ!
2019年5月20日(メンテが長引いた為開放は翌日の21日)開始のイベント発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」での前段海域突破(E3)報酬として実装。艦名が長いからか、ゲーム中では入手時の台詞などを除き専ら「G.Garibaldi」と省略表記が用いられている。
イタリア海軍としては初の軽巡洋艦のカテゴリーからの実装でかつ、海外艦としてはゴトランドに続く2隻目の軽巡洋艦。
元ネタは「ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級」の「ジュゼッペ・ガリバルディ」で1番艦・2番艦とも生存し終戦を迎え、2番艦である「ジュゼッペ・ガリバルディ」はアメリカのポラリスSLBM分散配置計画に基づてミサイル巡洋艦に改造され1972年まで運用された。ちなみにポラリス自体は核搭載弾道ミサイルであるが、搭載されることは無かった。
容姿、そんなにジロジロ見んなってよ!
ピンクの短髪で艦橋がモチーフと思われる白いケピ帽をかぶっている。服装は赤色で胸部周りが白く、じじ氏の他の担当艦と同様、腋の見えるものである。
三連装砲と連装砲を左右に備えた武装を背中に装着している。
母港ボイスでも言っている「姉貴と分けた」片耳ピアスは左耳につけているので通常立ち絵では確認できないが中破時に確認できる。
制服の「赤色」に関しては艦名の由来であるジュゼッペ・ガリバルディが率いていたウルグアイ内戦時のイタリア人義勇兵部隊およびイタリア統一運動期の私設軍団「千人隊」に由来しているのではないかと見る提督も多い。これらの部隊は、当時南北アメリカの肉屋がよく着用していた赤い毛織物(食肉解体時の血が目立たないため)をヒントにした赤シャツを目印としていたため、「赤シャツ隊」の名でもよく知られている。
性格…うん、知ってるような。
男勝りな性格。姉である「ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ」を姉貴と呼び頻繁に名を上げているので敬愛している様子。その姉仕込みで料理も一通りこなせる。
モットーは「従う」。これはかつて国家統一直後のイタリアが当時オーストリア帝国領であったヴェネツィア奪還のため普墺戦争にプロイセン王国側として参戦した際、彼女の名前の由来となった軍事家ジュゼッペ・ガリバルディのもと前線で快進撃を続けていた義勇師団「アルプス猟兵隊」に対し本国から送られてきた撤退命令へのガリバルディの返答文「Ho ricevuto il dispaccio n. 1073. Obbedisco.(電令第1073号を受諾。これに従う)」に由来する。彼の名を付けられた彼女もまた上官に従う事を信条としているようで、男勝りな口調な割には意外と提督には尽くしてくれる。なんだかんだ言いつつ3食用意してくれる辺り同郷の空母アクィラとも偉い違いである
一部の例外を除き排水量が自身の約半分になる日本の軽巡洋艦を「ちっこい」「ちっこい艦隊」(時報の時間から川内と三水戦と考えられる)と評している。
同郷のザラ級姉妹に対して全く遠慮がない。排水量ではザラ級が勝るが全長ではL.d.S.D.d.Abruzzi級の方が勝る為本人は「大してちげぇねーじゃん」と言い切っている(参考:造船絵師によるガリバルディ・ポーラ・マエストラーレの比較画像ツイート)。それゆえか、艦娘としての胸部装甲も重巡に迫るほどでかい。
梅雨時にはローマから「テルテルボーズ」(イタリア艦特有のけったいなイントネーションは健在)をつくってると聞いて、初めは何の魔除けかときょとんとした様子だったが、悪くはなかったようで自分も作ると張り切っていた。
性能、実は結構最新鋭だぜ、本物のな。
・無印
火力:50、雷装:66、耐久:37、装甲:51、対空:60、対潜:40、回避:65、索敵:40、運:20/89
速力:高速、スロット数:3、搭載数:6(2/2/2)、射程:中、燃料/弾薬消費:40/50(最大消費量)
初期装備:152mm/55 三連装速射砲(火力+8、対空+2、命中+1、装甲+1、射程:中)
・改(Lv45)
火力:72、雷装:70、耐久:52、装甲:75、対空:70、対潜:60、回避:78、索敵:48、運:30/100
速力:高速、スロット数:4、搭載数:8(2/2/2/2)、射程:中、燃料/弾薬消費:40/55(最大消費量)
初期装備:152mm/55 三連装速射砲改(火力+9、対空+3、命中+2、回避+1、装甲+1、射程:中)
夕張・大淀・ゴトランドに続く4隻目の「4スロット」を有する軽巡洋艦になる
重巡に比肩する程の巨大な船体に相応しい高いスペックの持ち主で、
・軽巡トップの耐久と高雄型改に並ぶ装甲
・素の火力で神通改二と同等、雷装は控えめだがそれでも4スロット軽巡では夕張改と同等の夜戦火力142
・初期運では軽巡トップタイ、まるゆや海防艦娘で改修した場合は軽巡洋艦トップの100に到達
と、いろいろと規格外の性能を持つ。
半面、燃費の悪さも重巡並みで青葉改よりも悪い健啖家である。
新主砲である「152mm/55 三連装速射砲改」には「G.Garibaldi」への装備ボーナスがあり、そのボーナスは「火力+2、対空+1、回避+1」。このボーナスは累積する為2019年春イベントE5を「乙」難易度以上で突破していれば現時点で最大2基。
「G.Garibaldi改」に改造し、当該主砲を2基さらに火力ボーナスが現在水上偵察機最大値の「零式水上偵察機11型乙(熟練)(火力+2)」を装備し、同じく火力ボーナスが電探中最高の「FuMO25 レーダー(火力+3)」を装備、さらにさらに補強増設に「火力+1」を持つ機銃を装備すれば、脅威の「火力100」に到達する。
他の4スロット軽巡洋艦と比較すると大淀改のように素の策敵値は高くなく補強増設に副砲も装備できなかったりゴトランド改のように水上爆撃機や大型探照灯・増設バルジ(中型艦)といった特殊な補助装備も搭載出来ない。
船体もザラ級とほぼ同規模ながら水上戦闘機も現時点では運用出来ない等、単純に今までの軽巡洋艦の強化・発展版といった形になっている。
即ちこれまで感覚そのままで運用出来るので昼火力や電探数が求められる場面では軽巡洋艦枠をガリバルディに入れ替えるだけでいいので艦隊運用時に他艦の装備の見直し等をしなくてすむのも心強い。
余談
ジュゼッペ・ガリバルディを名を持つ艦としては当艦は2代目。初代は「ジュゼッペ・ガリバルディ級装甲巡洋艦」(ただし、海外からの発注を先に受け入れ、より出来の良い物を代艦として同じ条件で発注するというイタリア独特の方針によって先に同名が付けられた艦がことごとく海外に渡り、結果的に初代が既に4代目というややこしい事態が生じている)、3代目は現代のイタリア海軍空母「ジュゼッペ・ガリバルディ」
「ガリバルディ」の名からガンダム好きな提督達が早速反応していた。確かゴトランドも名前だけが判明した直後は同様の反応がみられた。
実装当初はゲーム中のセリフやルビで「ガルバルディ」と誤記されていたが、5月22日の運営電文にて記述などを本来の「ガリバルディ」へと順次修正していくと報告があった。現在カードのルビ等の修正は完了しているが台詞に関しては収録し直さないとけない為そちらは今後のアップデート等での修正となるだろう。
関連イラストかぁ…大事だな。待ってな。
関連タグ…まあ、任せて。
ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級
ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ:1番艦。ガリバルディから度々言及されていた姉であり同級1番艦。ガリバルディが実装された次のイベントで実装された。
夕張(艦隊これくしょん)・大淀(艦隊これくしょん)・ゴトランド(艦隊これくしょん)
改で4スロットになる軽巡洋艦。それぞれ得意分野が異なる。内大淀は全長が「192m」とL.d.S.D.d.Abruzzi級の「187.05m」を超えて1位。一番小さいのはゴトランドの「134.8m」。夕張は「138.99m」。
ザラ級:同郷の重巡洋艦。船体規模でほぼ同等。L.d.S.D.d.Abruzzi級の建造開始がザラ級より少し後という事もあるがザラ級が同時期の他国の重巡洋艦と比較すると少し「小さい」という事情もある。実際ザラ・ポーラ(特にザラ)は他の重巡洋艦と比べると少し幼く描かれており、逆にガリバルディは少し大人びて描かれている。
ヘレナ(艦隊これくしょん)・ホノルル(艦隊これくしょん)・シェフィールド(艦隊これくしょん)
米国及び英国の大型軽巡洋艦で改造後に4スロットになるのも共通。ただしこれ等の艦は日本の最上型(書類上は10,000㌧級の軽巡洋艦)に対抗して建造されている。
ジュゼッペ・ガリバルディ:艦名の由来になった「二つの世界の英雄」の異名を持つイタリアの英雄
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