『おまえらの血統にとどめを刺す時』
オレの人生はやっと始まるッ!
CV:日野聡(TVアニメ)
概要
G.D.st刑務所の男子監に収容されている男囚。身長185cm。35歳。
かつてDIOに忠誠を誓った忠実な部下。元軍人で風速20mの中でも仕事をこなしたスゴ腕のスナイパー。
白内障を患っており目はほとんど見えなくなっているが、今まで培ってきた経験と技術と空気の動きを感知することで標的を正確に打ち抜く。ライフルを白杖に偽装して刑務所内に持ち込んでいる。
DIOを狂信的なまでに崇拝しており、DIOを斃した憎き空条承太郎とその娘・空条徐倫を抹殺するべく行動する。
徐倫が無実の罪で収監されたのも、弁護士が金に汚い悪徳弁護士だったのも、徐倫の彼氏を裏切らせたのも、ジョンガリ・Aが刑務所内から手引きしていたためである。しかし、ジョンガリ・Aの裏にはさらなるドス黒い悪が潜んでいた。
スタンドを用いて男子監より徐倫と承太郎を襲撃するが、気流を読むスタンドの性質を逆に利用される形で徐倫の反撃を食らい敗北。
しかし、一連の勝負は幻覚を見せるドロドロによる偽りのものであった上、読者すら混乱するほど現実と幻覚が入り乱れる状況に発展。
徐倫達が辛うじて幻覚から脱したのも束の間、看守に変装してドロドロと共に二人を追い詰め、ついには承太郎のスタープラチナの能力を奪い取る事に成功する。
そして徐倫を始末する一歩手前にまで至るが、ストーン・フリーの能力によって動きも攻撃も封じられ、オラオララッシュを浴びて今度こそ敗北した。
その後はまだ息があったものの、現場へ戻ってきたそのドロドロに口封じとして射殺された。
名前の由来は、イギリスのファッションデザイナー「ジョン・ガリアーノ」。
スタンド「マンハッタン・トランスファー」
本体が放った弾丸を標的へ反射する中継ポイントとなる、狙撃衛星のスタンド。スタンドそのものはアクションを起こさず、ただ空中にふわふわと浮遊するのみ。
詳細は個別記事へ。
余談
第3部当時(1987年)の彼は推定11歳にしてDIOの部下であった。おそらくボインゴあたりと同世代だと思われる。
第6部時点で既にDIOが死亡しているため、彼からどれほど評価されていたかは作中では明記されていないが、肉の芽を植え付けられていないのでDIOからはそれなりに信頼されていたと思われる。それを踏まえたのか、外伝小説の「OVER HEAVEN」でとある要人のボディガードとしてDIOが彼を派遣している。
なお元軍人ということなので、ボディガードとして派遣されたが途中でそれを辞するか不要と要人側に言われ、それから6部までの間に軍に入隊→投獄されたことになる。
作中では冷徹な殺し屋、親愛なる主君の敵討ちに燃える復讐鬼としての面が強調されている彼だが…
初登場シーンは何と素っ裸のシャワーシーン(しかも見事に大きな尻をしていた)という留置係に「マ」から始まるものを見られた主人公に次いで凄味のある登場を読者に見せつけた。勿論(?)この一連のシーンはTVアニメ化の際にも尻を含めて見事に再現されていた(ご丁寧にやたらと筋肉と尻を強調するアングルだったりする)。
関連タグ
第3部に登場。同じく盲目かつDIOを崇拝している遠距離型スタンド使い。空条承太郎と戦闘した。
病的なまでにDIOを崇拝しているスタンド使い繋がり。第3部に登場。