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概要編集

聖闘士星矢の派生作品である「エピソードG」に登場する大神クロノス率いる神々の軍団。大地母神ガイアより授かった漆黒の神具「楚真(ソーマ)」を身に纏う。


嘗て大神ゼウス率いるオリンポスの神々との大戦争「神々ノ戦(ティタノマキア)」に敗退し、冥府に封印されていたが、最古の神の一人ポントスの暗躍により現代に復活、クロノスの復活と、クロノスの楚真「メガスドレパノン」の奪還、そして神々ノ戦を再現しそれに勝利することを目指し行動する。

クロノスを始め、主要人物の大半が純血の神族で構成されており、黄金聖衣を遙かに凌駕する楚真、小宇宙を超える太古の「究極の力(エスカトスデュナミス)」、それぞれが支配する宇宙と守護惑星、更に基本的に雷でしか倒せない(それ以外の攻撃でもダメージを受けるが、時間と共に再生してしまう)という特性も持つ。派生作品全て引っ括めても、聖闘士星矢シリーズに登場した勢力の中では最強クラスの軍団である。


ティターン神族十ニ柱編集

天空神ウラノスと大地母神ガイアの間に生まれた神々で、ティターンの指導者達。六柱の男神と六柱の女神で構成された兄弟であり、兄妹同士で夫婦にもなっている(近親相姦だがギリシャ神話ではよくあることなのです)。それぞれが神族としても特級の実力を誇り、黄金聖闘士でも一対一ではまるで歯がたたない(本来であればポセイドンハーデスとも渡り合えるレベルであると思われる)。


大神クロノス編集

楚真:「大鎌(メガスドレパノン)」

技:絶対神託(テレオスオラクル)、渾沌豪雨(カオスヒュエトス)、現象支配(パイノメノンアルケイン)、闇乃鳴動、業刃(プラグマスパティ)、神力大鎌(デュナミスドレパノン)、神力翼(デュナミスプチリュクス)


ティターン神族のボス。三体の守護惑星、メガスドレパノンや小宇宙・神力を使用した戦闘でも空前絶後の戦闘力を誇るが、本来の戦闘スタイルは徒手空拳である。

ゼウスによって、メガスドレパノンごと肉体をアテナ神像に封印されていた為、魂のみでしか動けず、それを解くべくサガへの誘惑や聖域への侵攻など行なった。封印は雷でされているので、同じく雷属性の小宇宙を持つアイオリアを利用し、封印を遂に解いたのだが、開放時のショックと後述のポントスとムネモシュネの暗躍によって、一切の記憶を失ってしまった。

記憶を失った後は、イアペトスによってクロノス神殿に連れてこられたリトスと心を通わせ、アイオリアら黄金聖闘士とも和解寸前までいくが、ムネモシュネによって本来の記憶を取り戻してしまい豹変。楚真と守護惑星を装備し、黄金聖闘士に襲い掛かる。

記憶を取り戻してもリトスへの執着は消えておらず、一瞬元に戻るが彼女に拒否され現在も精神的に不安定な状態であった。最終的にアイオリアに敗北し冥府に堕ちていったが、息子であるハーデスに自らの神力と引き換えにアイオリアを救わせる。


漆黒のヒュペリオン編集

楚真:「大剣

技:漆黒旋風(エボニーボルテクス)、死剣旋風(グアサングボルテクス)、太陽旋風(ヘリオスボルテクス)、太陽紅炎(ヘリオスプロミネンス)、紅炎大剣(プロミネンスブレイド)、無限紅炎(ウロボロスプロミネンス)


最初に蘇ったティターンの一柱コイオスとは親友。

元々は太陽神であったが「神々ノ戦」の後、その地位は剥奪されヒュペリオンはエジプトの地の底で眠る神・アポフィスの中に封じられていた。

アポフィスがアイオロスによって倒され消滅しかけた所をポントスが自らの神力と霊血により十年ほどの歳月を経て再生させ「漆黒のヒュペリオン」として復活した。


次元のイアペトス編集

楚真:「剪刀

技:空間切断(コーラーテムネイン)、百手招喚(ヘカトンケイルカレイン)、闇乃惑星(メラス プラネーテス)、六星乃刃(ヘクス アステル クシボス)、混沌乃輪(カオス キュクロス)、混沌乃刃(カオス ブレイド)、混沌衝撃(カオス プロスボレー)


2番目に蘇ったティターンの一柱。空間を操る神で異次元への道を開く技を得意とする。

子供のような口調だが冷酷な性格で、テミスとの息子であるプロメテウスへの恩義を忘れた人間を憎悪している。


黒雷のコイオス編集

楚真:「刺突剣(レイピア)」

技:漆黒光源(エボニーイルミネイション)、漆黒疾風(エボニーゲイル)、閃光刺突(スパークルレイピア)、漆黒刺突(エボニーレイピア)、黒雷放電(エボニープラズマ)黒雷突貫

3番目に蘇ったティターンの一柱。ヒュペリオンの親友。

穏やかで紳士的、強い者は強いと認め他の神のように見下した態度はとらないが、その分手を抜くこともない。ティターンで唯一雷の力を持ち、その速度は十一柱最速。アイオリアとの闘いに破れ冥府へ堕ちる間際、アイオリアに自らの「雷」(ケラウノス)を託す。


星漢のクレイオス編集

楚真:「シャムシール

技:星断円斬(アステルコレイア)、星断光輪(アステルキュクロス)、星断剣(アステル ブレイド)、星護盾(アステルシールド)、盾打(シールドバッシュ)、神鋼刃(オリハルコン ブレイド)、蒼神剣(そうしんけん)

現世のあらゆる物質を切断する「神剣」星断剣(アステル ブレイド)の使い手。

ポントスの娘である妻・エウリュピアの自らが住む海の底へ来るようにという懇願を拒絶し戦いに赴く。自身を倒したシュラを讃え、彼に自らの神力を託す。


清流のオケアノス編集

楚真:「短剣

技:大海氾濫(タラッサデリージュ)、清流之刃(ストリュウムエッジ)、海流衝撃(カレントインパクト)、輝光水流(アウゲー・ヒュドール)

海流による万物の流転を司る神。沈着冷静な性格で自然界にある水分(人間の血液も含む)を自在に操る。

カミュと対決し、渾身のオーロラエクスキューションを受けてその力を認め一時撤退する。


レア編集

楚真:「カタール

技:天地乃蛇(ゲービュートーン)、炎蜥蜴(ザラマンデル)

クロノスの妻であり、ゼウスを産んだ女神。召喚術に長けておりヒドラや炎蜥蜴を使い黄金聖闘士を苦しめる。いつの間にか何者かに石化させられていた。


テミス編集

楚真:「

技:審判乃刃(ブラベウスブレイド)、審判乃天秤(ブラベウスタラントロン)

イアペトスの妻。善悪を量る天秤と断罪の剣を司り、全ての生命に対して審判の女神。

「暗黒乃地」にてアイオリアと戦っている夫・イアペトスに自らを殺させ、その命、小宇宙を捧げる。


テテュス編集

楚真:「大槌

オケアノスの妻、神話では彼との間に3000の子を産んだという。


ティア編集

楚真:「弩弓

ヒュペリオンの妻、知識を司る女神


ポイペ編集

楚真:「」

コイオスの妻、光明神の女神。


ムネモシュネ編集

楚真:「」

記憶を司る女神。クロノス復活のために活動していたが、神話通りゼウスとの間に子を成し、前回のティタノマキアではティターンを裏切ってゼウス側に就いていた。今回はポントスと裏で通じており、最悪のタイミングでクロノスの記憶を解放するなど暗躍している


配下編集

同じく神々である巨人族や神の血を引く魔物など、いずれも強力な力を持つ。



ギガス九兵神編集

ティターン神族によって蘇った巨人族(ギガス)の神々。クロノスを王として仕え、メガスドレパノンの奪還を目指し聖域を襲撃する。『聖闘士星矢 ギガントマキア』のギガス同様、ギリシア神話のギガスを由来としているが、設定は異なる。ただし両作品とも色や鉱物を由来にしている。


紅(ポインクス)の熔岩(リュアクス)

群青(キュアノス)の炎(プロクス)

白(レウコテース)の風(アネモス)

黒(メラース)の雷(ブロンテー)

灰色(パイオス)の刃(スパテー)

紅玉(アントラクマ)の鉄(ジギーロス)

クロノスの守護惑星編集

神話よりクロノスに仕える三連星の守護惑星でありギガス九兵神の選ばれし三巨兵。

翡翠ノ鎧(ネフリティスのホプリスマ)

琥珀ノ獣(エーレクトロンのテール)

真珠ノ竜(マルガリーテースのドラコーン)


怪物編集

ある者はティターン神族の小宇宙に「呼応」して現世で暴れ回り、またある者は直接使役されて聖闘士と対峙する。


エウリュアレ

ヘカトンケイル

ミノタウロス

ヒュドラ

ピュートーン


雑兵編集

ティターンを信じる民、黄金聖闘士相手でも一歩も引かない信念を持つ。それぞれが聖域の雑兵を凌駕する。


用語編集

刻ノ迷宮(クロノラビュリントス)

冥府の奥に築かれたティターンの居城。クロノスの間を中心に残り11の宮が配置される。


刻ノ門

聖域近くに設置された門、冥府に繋がるティターンの橋頭堡。


金剛石乃砂(アダマスプサンモス)

時を自由に奪い遡させる神具


神ノ紋章

ティターンの命を示す小宇宙が刻ノ迷宮の上空に燈す紋章

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