デスバラン
ですばらん
第25話「悪魔の花園」に登場。
古代に棲息していたとされる伝説の食虫植物「デスフラワー」を腹部に生やした緑色の恐竜の様な姿の怪獣。
アラビア砂漠の中にある謎の巨石群の中にある古代遺跡に潜み、本体を地中に隠して「デスフラワー」のみを地上へとだし、花から出される黄色い神経を麻痺させる毒花粉をばら撒き、それを吸って神経を侵され、染色に異常をきたして血液が緑色に変色してしまった男性たちを遺跡へと誘い出して集めては腹部の花弁を使って次々に捕食していた。
調査の為に遺跡に訪れた科学警備隊に火炎放射攻撃で「デスフラワー」を攻撃されて燃やされそうになり、その正体を現した。
主な戦力は上記にある黄色い毒花粉と体から伸びる蔦で、ジョーニアスに毒花粉を吹きかけ、触手で体を締め付けて苦しめるが、一瞬、スーパーマードック号の攻撃に気を取られた隙を突いてジョーニアスが体を縮小して拘束から脱出し、再び巨大化しての攻撃を受けて吹っ飛ばされ所へ『プラニウム光線(Aタイプ)』の直撃を喰らい爆死した。
古代に棲息していたとされる伝説の食虫植物。
既に絶滅したと思われていたが、謎の古代遺跡の奥深くに生き残っており、その正体はアストロモンスのチグリスフラワーと同じく、デスバランが獲物を食べる為に用いる口のようなものであった(ただし、デスフラワーが怪獣化したもの、あるいはデスバランと共生関係の間柄だった可能性もあり、そのあたりの詳細は謎に包まれている)。
花弁から猛毒の花粉を出し、これを吸った生物の視神経や中枢神経を犯して幻覚を見せ、幻覚世界を彷徨い自身の元へと誘い出して獲物を捕食する。また、この花粉を吸い込んだ者は染色体に異常をきたして血液が緑色に変色し、この血液を吸ったり触れた者にも同様の効果をもたらすという恐ろしい効果を持っている。
ただし、ジョーニアスと一体化していたヒカリ超一郎には完全な効果が出ず、彼によって正体を暴かれる事となった。
なお、劇中の描写では男性のみにしかこれらの効果が現れないような表現であったが、実際の所はその詳細は不明(たまたま、本体のデスバランが男性のみしか食べない偏食家だった可能性もある)。