概要
ルーマニアの作曲家、ヨシフ・イヴァノヴィチが1880年に作曲したワルツ。哀愁を帯びた旋律から東ヨーロッパの代表的なワルツとして知られる。
日本では近畿日本鉄道名古屋線近鉄名古屋駅の大阪上本町行きと大阪難波行きの発車メロディーとして使用されていることでも有名。
かつては名鉄パノラマカーの車内チャイムとしても使用されていたが、白帯車改装と共に4打音チャイムに変更された。しかし当時のオルゴールが残されていたようで、2009年のさよなら運転の際に使用されている。
また、スペイン出身のエレキギターグループ「ザ・ジョーカーズ」が
軽快なロックサウンドにアレンジした「ダニューブ・ウェーブ(Olas Del Danubio)」を1960年代にリリースしている。
近鉄特急の発車メロディー(参考)
近鉄名古屋駅以外でも近鉄特急の発車メロディとしてクラシック音楽が採用されている事例が存在する。
ヘンデル 「水上の音楽」から「アラ・ホーンパイプ」
映画「80日間世界一周」より「Around the World」
ヨハン・ブルグミュラー18の練習曲「真珠」
しまかぜの発車メロディーとして使用。大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅。
ハイドン 交響曲101番 第2楽章「時計」
青の交響曲の発車メロディーとして使用。大阪阿部野橋駅。