スペック
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主な搭乗者 |
概要
バイオメガラプトルの量産と共に開発された。メガラプトルの強化発展系。
同機体の性能を最大限まで引き出した形態である。
全身の流体金属装甲ヘルアーマーは真紅の「クリムゾンヘルアーマー」へと変化。
全身から無数に生成される紫色の「クリスタルスパイン」は、ヘルアーマーの弱点であるメタル―Ziにすら耐える硬度を持つ。
このクリスタルスパインは防御だけでなく攻撃にも優れており、通常のゾイドは触れただけで切り裂かれる、強力な近接戦闘用ブレードにもなっている。
また、腰部のバーニングジェットは6門に増え、推進力・走行速度もともに上昇し、ハヤテライガーにこそ劣るものの、最高時速はなんと380㎞/hに達しており、エヴォルトを必要としない安定性では上回ると言っても過言ではない。
なにより、胸部のクリスタルからせり出した「バイオ粒子砲」が最大の武器であり、その威力はバイオゾイドの王・バイオティラノのバイオ粒子砲「神の雷」に単純な威力こそ劣るが、対象を分子レベルまで崩壊させるという驚異的な破壊力を持つ。
他のバイオゾイドに習って、アニメではキットでは言及されていない「ヘルファイヤー」を装備しており、バイオメガラプトル時の数倍にも威力と爆発力が上がっているという危険な装備である。実際、着弾点に大きな爆発を起こしていた。
概して、高い攻撃力とスピード、そして防御力をも持ち合わせる、最強クラスのバイオゾイドである。
バリエーション
バイオドラゴン
コロコロコミック掲載のストーリーに登場した究極のバイオゾイド。バイオヴォルケーノをベースに、バイオティラノ、バイオトリケラ、バイオケントロ、バイオプテラのコアとパーツが装着されている、名前の通りの飛行が可能なドラゴン型のゾイド。
多数のコアの出力のために、バイオ粒子砲の威力が5倍にアップグレードされている。
『ゾイドジェネシス』におけるバイオティラノと同じく、エヴォルトを駆使したムゲンライガーによって破壊された。
ストーリー
ゾイドジェネシス
バイオメガラプトルに次ぐザイリンの新たな乗機として登場。
主役機のムラサメライガー(及びハヤテライガー)やランスタッグを圧倒し、モルガ部隊をヘルファイヤーで一瞬にして殲滅する。
またバンブリアンの自爆に巻き込まれて消息不明となるが、何事もなかったかのように生存していた。
実は「相手大型ゾイドに敵対意志があるとパイロットの意志に関係なくバイオ粒子砲を発射する」というプログラムがなされていたようだ。それをザイリンが何とか止め、その隙を突いたムラサメライガーによって倒されるが、後にソラノヒトによって修復される。
ザイリンがジーンに「空気の良い場所に行って来てはどうだ」と言われてる程に、1回目の搭乗でもパイロットに負担をかけるようである(ジーンが様子を見に来た際はザイリンは「来るなら声をかけてくれ」と述べていた)。
その際、自動プログラムのみならず生命エネルギー変換装置(パイロットの命を代償に爆発的に性能を引き上げる装置)を外されたようだ。
以後は再びザイリンの乗機として活躍するが、変換装置を外されたことで若干性能は低下したようである。しかし、ザイリンはその天才的操縦技術によってカバーしている。
最終決戦においては、バイオティラノのバイオ粒子砲を自らのバイオ粒子砲によって破壊。その後、デッドリーコングと共にバイオティラノの動きを止め、弱点であるバイオゾイドコアをさらけ出させて、ムゲンライガーによるトドメにつないだ。
キット
メガラプトルの素体をそのまま利用しているものの、メガラプトル時代の保持力のなさを克服し、バイオゾイド特有の高いアクション性を最大限発揮している。
余談
- バイオライガー同様、一般公募で生まれた。
- 『ゾイドカードコロシアム』では、バイオメガラプトルがゾイドコア砲の様な大型エネルギー砲の「ゲヘナフレアー」を装備しており、バイオヴォルケーノのバイオ粒子砲に似た演出となっている。
- バイオゾイドは全体的に非常に不評なのだが、その鋭角的なデザインと作中の活躍もあってバイオゾイドの中では屈指の人気を誇り、バイオゾイドの中では唯一といっていい程の大ヒット商品であった。
- 『地球防衛軍』シリーズに登場する怪生物のエルギヌスは、デザインがバイオヴォルケーノと『パシフィック・リム』に登場する Kaiju のオオタチの影響を受けているという指摘が少なくない。
関連タグ
死神バイオ:『ゾイドジェネレイションズ』に登場したオリジナルゾイド。メガラプトルの発展型のようなゾイドでトリケラとケントロのパーツを装備している。
デススティンガー:同じく一般公募から作られた。