原義
パブリックドメインとは、作品や発明などの知的財産権が発生していない、または著作権や特許権の保護期間から外れる等して、知的財産権が失われた状態のことを言う。
これらはその知的財産権を行使する者がいない為、利用の差し止めや損害請求などができない。
つまりは、権利を気にせず公共の(誰でも使える)作品や発明の事を指す用語である。
作者自身がそうしたくても、投稿場所によってはそこを管理する運営元に著作権が保有する形になったり(したらば掲示板の例)する事もあるため、投稿予定の場所の規約の確認が必要である。
投稿がパブリックドメインになる掲示板としておーぷん2ちゃんねるが存在。Wikiサービスでは英国のMirahezeが採用可能なライセンスとしてパブリックドメインを含んでいる(Help:Wikiのライセンスを変更する)。
クリエイティブ・コモンズはパブリックドメインを宣言するツールとして、クリエイティブ・コモンズ証同様のマークを2種類公開している。それぞれ意味合いが違うので注意が必要。
- CC0:これがつけられた作品は、作者が著作権を含む多くの権利を手放すことを宣言している。その範囲は各国の法律によって決まるが、パブリックドメイン同等の条件とする。作者が権利を手放すことが法的に認められていない場合はパブリックドメインへの供与と同意義として扱う。
- PDM:パブリックドメインマーク。これがつけられた作品は、著作権が消滅したパブリックドメインの作品である。
なお、法律の条文や裁判所の判例などの公文書は著作権の保護対象にならないと定めている国が多い。日本やアメリカなどは著作権法で国の公文書を保護対象外とすると規定している(アメリカは州法があるので、州政府の公文書については保護対象にすることを否定していない)。そのため、これらもパブリックドメインと見なされる。
関連項目
作中用語
初出は「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~」の津田助広のセリフから。
超能力者(SPEC HOLDER)の処分を目的とする公安零課に属する津田は、自らを任務遂行の為に幾ら死んでも変わりがいるパブリックドメインと名乗っている。
つまりは、目的のために「名前・行動・人物」が顔を変え、声も変え、名前も捨てた複数人で共有されているのである。
なので幾ら死んでも任務や事業、使命など活動に支障がない。言い換えれば彼らは皆、使い捨ての電池のように消費されている。
パブリックドメインとなった当事者も(一部例外はあるが)使命の為には自分の命を惜しまない屈強な者たちである。
これらパブリックドメインとなった人間たちは、創作作品等においてよく見られる傾向にある。
また、予め複製しているクローンという例や並行世界の同じ本人という例も存在する。
パブリックドメインの一覧
組織の司令によって生み出されたクローン。
超能力者対策のために運用された人間たち。斃すには、予備を含む全員を殺すしか手段がない。
スタンド「D4C」によって文字通り何人もいる。スタンドは基本世界に一つしかない。
「精神隷属機」を使って意識をコピーした人間たち。意識を上書きしているため廃人となった者もいる。