まず初めに
公式規約では馬主および関係書の配慮やモデルとなった馬へのイメージを損なわないよう「キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。」とアナウンスされているため、本タグを使用した作品を投稿する際はあくまで公式設定に則ったものにするのが望ましい。
概要
『ウマ娘プリティーダービー』シリーズで用いられるタグ。見た目の設定がお嬢様であるが、力があり余っているキャラクターに付けられる。
このタグが作られた当初は実質カワカミプリンセス専用であったが、2024年2月よりジェンティルドンナも含まれるようになった。なお、語感としてはカワカミプリンセス、ジェンティルドンナ以外のウマ娘やウマ娘プリティーダービー以外の作品にも適用は可能である。
具体例
元祖パワー系お嬢様キャラ。実は平民であるが、キングヘイローに憧れお嬢様キャラを演じている。天然かつお転婆で、かつパワーが他のウマ娘よりある上に何事も全力全開なスタイルと細かい力の制御を苦手としている節もあり、アプリ内エピソードでも学園の校舎に穴を開けてしまうほどである。これにはきちんと由来があり、モデル馬の父馬が血統的に名門であったことや名前がプリンセスであったことからお嬢様キャラとなった一方で、気性難で担当厩務員が「前世が恐竜だったのでは」と言うほどで、実際シャワールームで暴れて壁を蹴ってしまいはっきりとした跡をつけている(現在でもその跡は残っている)。
二次創作では「ノックをしたら扉が破壊される」「スイカ割りをしたら地球が真っ二つ」「節分で豆まきをするとマシンガン(本物)のごとく豆が飛んでくる」など大袈裟に描かれることもあり、腕相撲ではやる前から対戦相手のウマ娘が恐怖で涙目になることも。
なお、当初は走る吉田沙保里というタグが用いられていたが、吉田沙保里氏はウマ娘関係に関与していないことからガイドライン的にNGとされ、本タグに置き換わっている。
カワカミと異なりこちらはガチお嬢様。「強さこそ正義」という考えで、アプリ内エピソードでは走った後の走路に穴が開いたりウマ娘用のキックマシンを破壊するなどパワーが有り余っており、張り合おうとするヴィルシーナを都度絶句させている。そして乙名史悦子の前では鉄球を握り潰す(「破壊する」ではなく「圧縮して小さくする」である)という量子力学を完全に無視した怪力を見せ、その光景に乙名史が青ざめるほどである。
通称「鬼婦人」「ゴリラ」と呼ばれているが、これはモデル馬が由来で、実際2012年のジャパンカップでは残り1ハロンで競っていたオルフェーヴルを弾き飛ばして優勝(斜行であるが最終直線のため降着とはならず騎乗していた岩田康誠が2日間の騎乗停止で済んでいる)するなどその名前にふさわしいパワーを誇っている(そんな最強馬を2013年の宝塚記念で逆に弾き返した馬もいるが)。