ヒゲじい(けものフレンズ)
ひげじいのふれんず
ジャパリパークの放送センター付近で発見された、UMAに分類されるアニマルガール。
あるキャラクターに似ていますが、自己紹介をしたためこの名前が付けられました。
「ずうずうしいオジサン」と呼ばれていて週に2度の目撃報告がありますが、生体は謎のままです。
「ちょっと待~った! 三度の飯よりサンドスター、ヒゲじいです。
ジャパリパークにはさまざまな動物やフレンズがいるから、素敵な出会いがオオアリクイ♪
フルルがダジャレを思いつかないって言ってたけど、コツなら伝授して差し上げますぞ?」
2019年3月24日放送の第590回「落ちたら最後!アリジゴク」終了後の、視聴者からのお便りコーナーの枠を使って発表された、ヒゲじいのフレンズ化した姿。
あの顔中髭だらけの爺さんが女の子になったというだけでもかなりのインパクトがあるが、真に驚くべきは、このキャラはファンの二次創作などではなく、『けものフレンズ』のキャラクターデザインを実際に手掛けている吉崎観音氏が直接デザインしたキャラクターであるということであろう。一応、放送前に公式Twitterからこの日の放送で(当時テレビ東京で放送されていた)『けものフレンズ2』とのコラボとして吉崎氏の描いたヒゲじいが何らかの形で公開されることが告知されてはいたのだが、まさかこんな姿になっていると予想できたファンはそう多くはなかったに違いない…。
ちなみに、件のイラストの描かれたお便りは「よしざきせんせい」名義で、ヒゲじいの他にサーバルとキュルルが描かれていた。
なお、実在しない生き物であるため、学名・種類は「????」となっている。
ヒゲじいの頭部をそのまま髪のパーツとして使用し、その下に人間の女の子の体が付いているような姿をしている。
頭部にはヒゲじいの腕に相当する部分もあり、人間の体にある腕とは独立して動かせる模様。いったいどういう構造をしているのだろうか…。
服装は緑のインバネスコートを羽織り、その下に学生服のような衣服を着用。
トレードマークの口髭も健在だが、どうやら付け髭のようで、お便りに書かれたイラストや公式の立ち絵においても取り外した状態で描かれている。
この回は、フレンズ化したヒゲじいの発表以外にも、ラッキービーストが短編アニメ「マヌールのゆうべ」にゲスト出演するというサプライズもあった(こちらも公式から予め告知が行われている)。
またヒゲじい自身も『けものフレンズ2』のアイキャッチの動物解説シーンでゲスト出演している。
NHKが同時期に放送されていた民放のテレビ番組とここまで積極的にコラボするというのはかなり珍しいことである。
男性から女性しか存在しないフレンズになった(=女体化した)ことが明確になっている数少ない事例でもある。
ちなみに、ヒゲじいは別の放送回で妻子持ちであることが判明している。
夫が女の子になってしまったことを知った、奥さんのヒゲ子さんの心境やいかに……。