「またダメだったよ」
プロフィール
名前 | 朝比奈日和(ヒヨリ) |
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メカクシ団団員 | No.10 (小説より) |
楽曲 | マイファニーウィークエンド、カゲロウデイズ、コノハの世界事情 |
能力 | なし(漫画では目を凝らす、アニメでは目が冴える) |
誕生日 | 3月3日 |
年齢 | 11歳 |
身長 | 138cm |
体重 | 34kg |
血液型 | A型 |
好きな動物 | 猫 |
家族構成 | 父、母、姉 |
イメージカラー | ショッキングピンク |
CV | 小岩井ことり |
呼称
概要
この名前は5月28日頃更新のメカクシ団公式サイト(外部)で明かされた。
もともと「カゲロウデイズ」の動画に彼女は登場していないため、「コノハの世界事情」のPVで初めてその姿が明らかになった。
肩出し七分丈の黒いシャツに、ピンク色のチュニックを着て黒いレギンスを履いている。
人物
小学生でありながらかなりの美少女で、地元の村のアイドル的存在。
その人気たるや巷で「この村の男子は朝比奈日和に恋をして、やっと大人になれる」「石を投げれば朝比奈ファンに当たる」と言われるほどで、親衛隊やコアな男子ファン(通称アサヒナー)まで存在する。
だが本人はそのことに興味はなく、非常に我が儘かつ自分勝手で気分屋な性格。
顔に似合わず口もかなり悪く、自分を好いている男子に対しても「キモい」「邪魔」などと容赦がない。
しかし、そんな性格ながらも正義感が強く、誰に対しても堂々とした姿勢で向き合える芯の強さを持っている。
その強かな態度から、ファンからは「ヒヨリ様」と呼ばれることが多々。
田舎の中でもトップ3に入る富豪の娘で、アヤノの母であるアヤカの妹。つまりケンジロウの義妹で、血縁上では自分より年上であるアヤノの叔母にあたる。
ただし、自分が生まれるずっと前に家を飛び出した姉とは一切面識がなく、姉の葬儀の時に初めて関わったらしい。両親は駆け落ち同然だった娘夫婦を快く思っていなかったが、ヒヨリはそんな両親の態度を嫌っている。
人気アイドル如月モモの大ファンで、彼女の話をする際には普段のキツイ態度から一変、目を輝かせて「ホント可愛いんだよ!?」と力説するほど。
また、猫も大好きらしく、撫でようとしたり追いかけたりと年齢相応な面もある。
夏休みを前に義兄のケンジロウから連絡が来て、彼の教え子であるモモからサインを貰っておくのでお盆に都会に遊びに来るように誘われる。そこでヒヨリは彼女に惚れ込んでいる同級生の一人であるヒビヤを「荷物係」に任命し、モモのサインを目当てに親に内緒で都会を訪れる。
ケンジロウからかつて姉一家が住んでいた家を自由に使っていいと言われ、そこに居合わせたコノハに一目惚れをする。
しかし滞在中、ヒビヤと共に街を歩いていた時、勢い余って赤信号の横断歩道に飛び出してしまい、彼女を助けようとしたヒビヤと共にトラックに跳ね飛ばされ、「カゲロウデイズ」に接触してしまう。実はケンジロウがヒヨリに付き添いと共に街に遊びに来るよう誘ったのは、事故に見せかけてヒビヤとヒヨリを殺してカゲロウデイズに接触させ、ヒビヤに「目を凝らす蛇」を宿させて現実世界に蛇を出す事が目的だった。
気の遠くなる程に8月15日の事故を繰り返していく中、選ばれたヒビヤが『目を凝らす能力』を得てコノハと共に現実世界に脱出したが、ヒヨリはそのまま行方不明になる。
学年について
小説では小学生としか明言されておらず、シンタローからは「10歳くらい」と称された。
ヒヨリ(とヒビヤ)の学年については、二通りの説が挙げられている。
小学6年生
「コノハの世界事情」のPVをよく見ると「11歳の少女が死亡した」という報告文書が見られる。
このことから8月時点のヒヨリは11歳で小学6年生(3月生まれなため)、同級生のヒビヤも同い年(11月生まれなため)だと考えられる。
小学5年生
しづ氏のあるイラストで、メカクシ団メンバーが貴音たちの高校の制服を着ているものがある。
そのイラストでヒビヤの持っていた教科書に「算数5」と書かれていたため、年齢からは不自然さを感じられるが小学5年生と考えられる。
能力
カゲロウデイズに迷い込んだ2人のうち、“選ばれて”脱出したのはヒビヤの方だった。
その際に彼は「目を凝らす」能力を手に入れたため、ヒヨリは能力を持たないと思われた・・・・・
が、
「アウターサイエンス」のMVでメカクシ団メンバーがそれぞれ現在の姿とカゲロウデイズに干渉した当時の姿で対比される場面があるが、ヒビヤの対比相手は一番関連の深い彼女となっている。
その際、既に能力が判明しているメンバーや「ロスタイムメモリー」で能力があることが示唆されているシンタローだけではなく、なんとヒヨリまで目が赤くなっている描写があった。
PVでの描写自体は一瞬のごく僅かなものであり、単純に演出の関係という可能性も無いわけではないが、それまで能力がある素振りの一切が無かっただけに一部では考察対象となっていた。
アニメ12話では、ヒヨリは最終的に義兄ケンジロウが持っていた『目が冴える能力』の持ち主となった。
ヒヨリはカゲロウデイズに閉じ込められていたが、マリーが『目が冴える蛇』の謀略を押し退けて、カゲロウデイズを開けることに成功。『目が冴える蛇』の本来の宿主であったケンジロウが、アヤカに再会するという願いを叶える事ができ、彼がカゲロウデイズに留まった事で『目が冴える蛇』は完全にケンジロウから引き離された。そして黒コノハとして新しい宿主となっていたコノハがヒヨリの復活を願った為、『目が冴える蛇』はヒヨリの命代わりとして彼女に宿る事になり、ヒヨリは「目が冴える能力」の持ち主としてメカクシ団と共に現実世界へと戻っていった。
そのため目が赤くなる描写の際に宿っていた能力として、時系列を無視すれば「目が冴える」能力である。
漫画8巻では、アヤノの言う「最悪の形」でヒヨリはカゲロウデイズから抜け出した。
冴える蛇に取り憑かれたヒヨリは、ヒヨリを捜していたキドを殺し、再び姿を消した。
だが9巻で実際ヒヨリが取り憑かれた蛇は「目を凝らす」であることが判明し、実際はヒヨリが見た時にはもうキドは殺された後であり、冴える蛇に取り憑かれたのは別の人物だった。
余談
現在は「想像フォレスト」等のPVを担当しているわんにゃんぷー氏がかつて投稿した「【手描き】カゲロウデイズ【自己解釈PV】」という動画にも少女が登場しているが、
こちらはわんにゃんぷー氏が自己解釈の際に独自に考えたキャラクターであり、ヒヨリではない。キャラクターデザインも異なる。(→白カゲロウ)
「コノハの世界事情」のPVに登場している方の少女が、じん氏公認の「ヒヨリ」である。間違えないように気をつけよう。
関連イラスト
小説版ネタバレ
ヒビヤが「凝らす」の能力を使って「カゲロウデイズ」にいる仲間達に電話をかけ、最終的にその電話はヒヨリの手に渡る。
再びその声を聞くことができた感動と、助け出すことができなかった後悔で大泣きするヒビヤに対し、電話の先にいるヒヨリはこう伝えた。
「……あんたのこと、大好きよ。次は絶対、助けに来なさい」
ようやくと言うべきか、ヒビヤの恋は叶っていたようだ。
漫画版ネタバレ
漫画11巻で、ヒビヤは冴える蛇に取り憑かれたままトラックに飛び込み、最後に「ごめん…」とヒヨリに言い放った直後、涙を零し、トラックに轢かれて死んでしまう。
そして、ヒヨリとアヤノはカノ達のいるアジトを訪ねるが、カノとセトはかなり参っている状態だった。
だがヒヨリはそんな2人に呆れ、
「腹立つのよ、次から次に大事なもの奪われて、訳分からないまま振り回されて…… 好きなやつ泣かされて、黙ってられるわけないでしょ?」と言う。
つまり、ヒビヤとヒヨリは両想いだった。
その言葉を受け前向きな気持ちを取り戻したメカクシ団は、今後の作戦を皆で考えることになった。
関連タグ
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