ビートルーパー
びーとるーぱー
属するモンスターは全て昆虫族で統一されている。
現代遊戯王のデッキらしい大量展開が得意であり、召喚・特殊召喚時に手札デッキ墓地のどこからでも同名モンスターを特殊召喚できるスカウト・バギーや他の昆虫族の召喚に合わせて特殊召喚可能なスケイル・ボムなどを出しつつLINK-2の騎甲虫アサルト・ホーンをリンク召喚するのが基本の動き。
その他の上級モンスターも面白い効果を持っており、お互いの墓地からモンスターをデッキに戻して自身を特殊召喚し、魔法罠をサーチする騎甲虫スティンギー・ランスや除外された昆虫族を3体デッキに戻して特殊召喚でき、メインフェイズに破壊・除外されてもフィールドに帰還できる重騎甲虫マイティ・ネプチューンなど強力なモンスターが揃っている。
そして、このデッキのエースモンスターは大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス。攻撃力3000で破壊・対象耐性持ちというエースらしい強靭さに合わせ、昆虫族をリリースする事で更なるビートルーパーの展開や更なる攻撃力の上昇が可能。
また、裏のエースモンスターとして超騎甲虫アブソリュート・ヘラクレスも存在する。昆虫族4体という非常に重い素材数を必要とするが、他のカード効果を受けない完全耐性に加え、バトルフェイズ終了時(戦闘を行わなくてもよい)に攻撃力3000以下の昆虫族をなんでも蘇生出来るという強力な効果を持つ…が、現状は素材が重すぎて採用率は低い。今後の新規に期待したい。
このように粒揃いなビートルーパーだが、弱点として真に力を発揮するのは他の昆虫族と手を組んだ時である。
昆虫族サポートとして以前から優秀な共振虫やデビルドーザーはもちろん、B・Fの展開力を利用したり、クローラーの新規カードであるクローラー・ソゥマなど、あらゆる昆虫族の優秀なモンスター達と力を合わせる事でビートルーパーの戦力はより強固なものになるのだ。
2022年10月15日発売のPHOTON HYPERNOVAに収録された樹冠の甲帝ベアグラムを始め、これから先も昆虫族は更に強化されていくと思われる。無敵の騎甲虫隊の進撃は止まらない。
騎甲虫隊戦術機動のイラストに登場するモンスター
(X):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。