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概要編集

アクタイオン・インダストリー社主催のGAT-Xシリーズ再生プロジェクト「アクタイオン・プロジェクト」の一環として開発されたカラミティの強化発展機。

アクタイオンの技術者ヴァレリオ・ヴァレリがライバル視するロウ・ギュールに対抗する為に設計された3機の内の1機で、生体CPU用のカラミティを更に発展させるというコンセプトで開発されており、ベースと成った機体の能力を2倍に増強する改良が加えられている。


その結果として火力も物理的に底上げされており、携行武器からトーデスブロックが無く成った代わりにストライク+I.W.S.P.のものに似たシールドガトリングを採用、シュラークを背面に4基、スキュラを胸部に二基、ケーファー・ツヴァイを両肩に固定武装として装備する等カラミティに比べて2倍以上の火力を持つ。

なお、この加減を知らない重武装化によって自重もほぼ2倍に成った為、フロントスカートとふくらはぎ部分にスラスターを増設し機動性の低下を避けているものの、それでも必要最低限レベルの機動力に留まってしまっている。

接近戦が苦手な点は変わらず、唯一の格闘兵装も両肩に取り付けている為、寧ろ格闘能力が皆無に成ってしまった。

シミュレーションでは機動力および格闘能力の低さから、ストライクノワールに惨敗を喫していた。


圧倒的な火力を得た代償として、建造と改良に掛かった費用も天文学レベルと成った。

カラミティは3機の中で量産モデルが存在しない(厳密には存在してはいるが機体生産数が量産レベルに達していない)高級機で有った為、原型機をベースにする必要性が出てしまう上に、ブラウカラミティへの改装にも予算をつぎ込んでしまった。

その結果、同プロジェクトにおいてレイダー(先行仕様)フォビドゥンは原型機を再生する事が出来ず、ある程度量産されていたフォビドゥンヴォーテクスレイダー(制式仕様)をベースに使用する事に成った。

なお、2機を量産機に変更しても、後に後述の無人化を図った結果、これら3機に掛かった費用は年間予算の2.6倍にまで及んだ。


全体的なシルエットはエールカラミティに似ているものの、強化改造の規模及びコンセプトの違いにより、カラミティの増産モデルに採用されたリビルド1416プログラムは活用されていない。


運動性・起動性の低さから単独の運用は想定されておらず、続いて作られるゲルプレイダーロートフォビドゥンとの運用を前提に設計されている。

更には人工知能「80」を搭載した無人化が行われ、トリオシステムと呼称される連携システムも導入されている。


なお「ブラウ」は独語を意味しており、本機の機体色にも反映された。


武装編集

125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲「シュラーク」編集

ベース機のバックパック部分を2基分つなぎ合わせる事で砲身を4連装化させているが、単純に並列して設置しているため砲身の自由度が低下している。火力増強の為に砲身の性能では無く数の方を倍にしたせいで、通常のカラミティを知ってるファンからは「一目でバカだと分かる機体」と呼ばれてる見た目と成ってまっている。


580mm複裂位相エネルギー砲「スキュラ」編集

カラミティと比べて襟元の中央に一門増設されており、縦列2門式の砲口を持つ。同時に拡散ビームモードにも対応した。


115mm2連装衝角砲「ケーファー・ツヴァイ」編集

両肩部分に増設されたジョイントにシールドを直接接続し固定兵装とする方針に変更、両腕の自由度を増すだけで無くジョイントを軸にシールドを回転させ、あらゆる方向に攻撃が可能と成った。半面、固定式と成った影響で格闘に転じる事は出来なく成った。


30mm径6銃身ガトリング砲内臓コンバインドシールド編集

I.W.S.P.のシールドガトリングからビームブーメランを含めた上部分を除外しシールドを小型化、両腕に接続している。これはそのまま取り付けると肩に干渉する為。


余談編集

元々は改造作例と連動する形で「DESTINY ASTRAY R」ストーリー中にて設定を持たせたもの。HGカラミティガンダム×2やIWSPやその他のガンプラ(脚部ホバーユニットはガンダムAGEジェノアスが元)をミキシングしており、公式に存在する設定画稿はこれを元に書籍向けに描かれたものとなっている(こうした事情はロートフォビドゥンゲルプレイダーも同様である)。


関連タグ編集

機動戦士ガンダムSEED

カラミティガンダム 第2期GAT-Xシリーズ

ゲルプレイダー ロートフォビドゥン

アクタイオン・インダストリー社 アクタイオン・プロジェクト

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