ブーバ地球に死す
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ぶーばちきゅうにしす
『電撃戦隊チェンジマン』の第52話のサブタイトル。
女王アハメスの作戦により、体内にアマンガエネルギーを持つことから、反アマンガエネルギーを持つ宇宙獣士ダリル共々チェンジマンを倒すための捨て駒にされそうになったシーマ。かつてダリルの同族にアマンガ星を滅ぼされたシーマは忠誠を尽くした大星団ゴズマにかような目に遭わされ、絶望する。ナナに手を引かれながら逃げる彼女をブーバが見つめていた。
「ついにシーマも裏切ったか。裏切っても行く所のある奴はよい。フフフ・・・宇宙海賊ブーバに帰る所はない」
ブーバは自身とは違い母星という帰る場所のある彼女を救うことを決意、ブルバドス活人剣で彼女を仮死状態にして自爆作戦を妨害。
その後けじめをつけるべくチェンジドラゴンとの一騎打ちに挑み、夕日をバックにした死闘の末に敗れて致命傷を負う。意識と本来の心を取り戻し、助けてくれたことを感謝するシーマに「いや、お前は死んだんだ。そして、生まれ変わったんだ。綺麗だぜ……。やっぱりお前は、お姫様だ。アマンガ星の、良いお姫様になるんだぜ!」と言い残し、アハメスとダリルに立ち向おうとしたが力尽き、雄叫びを上げながら爆死。彼の死にシーマは涙した。
ブルバドスは大地に墓標のように突き立ち、シーマがその傍らで流した涙は彼の高潔な魂を表すかのように白いクロスとなってブルバドスに掛かり、剣はそれに白ユリ(花言葉は「純潔」「威厳」) を手向けた。
チェンジマンの好敵手、宇宙海賊ブーバ、地球に死す。年齢、不明。生年月日、不明。生まれた星も、不明・・・
この一騎打ちは数ある戦闘シーンの中でも名バトルとの呼び声が高く、後年のVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』でも取り上げられた他、『非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛』第8話でもネタにされている。
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