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ベイン(バットマン)

べいん

アメリカンコミック『バットマン』(Batman)および派生作品に登場するキャラクターである。コミックでの初登場は1993年の「Vengeance of Bane」
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プロフィール編集

本名不明。アントニオ・ディーゴという説もある。
髪色茶髪
茶色→緑(ベノム使用時)
身長188センチ(6'2")→ 201センチ(6'8")(ベノム使用時)
体重103キロ(225lbs) → 159キロ(350lbs)(ベノム使用時)

概要編集

カリブ海にある架空の島国:サンタ・プリスカの革命首謀者の夫とその妻の息子とされる。首謀者は国外へ逃亡。妻は逮捕され、獄中出産によって誕生。幼少期を獄中で過ごした。

その後、大人になった彼は「ベノム(こっちじゃないよ)」と呼ばれる筋肉増強剤(麻薬)を使った人体実験の被験者となり、凶暴な怪人ベインへと変貌。仲間とともに刑務所を脱獄したベインは、アメリカへ渡りゴッサムシティの支配を企てる。ベインはアーカム・アサイラムから犯罪者を集団脱獄させ、その対応に追われ、疲弊したバットマンを待ち構え、自らの手でバットマンの背骨を「シュミット式バックブリーカー」で打ち砕いた。


しかし、その後すぐ、ベインは新たに登場したバットマン(アズラエル)に倒される。再登場時にはベノムの力ではなく自前の筋肉を鍛えた。


容姿編集

覆面レスラーの様なマスクと筋肉の塊のような外見をしているが、腕力任せの性分ではなく、6つの言語と2つの失われた言語を扱い、瞬間記憶能力も持ち、ほぼ一年でバットマンの正体を見破り、確実に倒せる状況に追い込むなど知能派でもある。筋肉増強麻薬ベノムを、直接頭蓋内に接続したチューブで投与することで更に力を増す。しかし、12時間毎にベノムを摂取しないといけないと言う、ある種の中毒症状にもなっていた。


実写映画編集

バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997年)編集

演:ジープ・スウェンソン&マイケル・リード・マッケイ(改造前)

吹替:郷里大輔&松本大(ソフト版)/宝亀克寿&谷昌樹(テレビ朝日版)


『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』ではアントニオ・ディエゴの本名を持つ囚人だった。ポイズン・アイビーに付き従う知性の無い、完全なパワー型キャラクターである。毒薬ヴェノムが植物から抽出された設定のため、皮膚の色は緑がかっている。


ダークナイト ライジング』(2012年)編集

TDKR: Bane <3

演:トム・ハーディ

吹替:山路和弘


クリストファー・ノーラン版バットマン三部作(『ダークナイト・トリロジー』)の完結編『ダークナイト ライジング』にメインヴィランとして登場。

ハーディはベインを演じるにあたって徹底的なトレーニングを行い、同監督の「インセプション」におけるイームスの細身な姿からは想像もできない程の逞しい肉体となった。


傭兵部隊を率いる謎のマスクの男としてCIAにもマークされている。

冷静沈着で頭が切れ、目的のために必要なら部下や自分の命も顧みない。また部下からの信頼も厚く、荒くれ揃いの傭兵達をして「ベインを裏切るぐらいなら死を選ぶ」と言わせるほどのカリスマ性と指導力も併せ持った、危険な男。

マスクは原作の筋肉増強剤ではなく疫病による痛みを抑えるための鎮痛剤吸入装置であり、それを外すと最悪命を落とすほどの激痛に襲われるという。

原作通りバットマンの正体を瞬時に見抜き、圧倒的な力でバットマンを打ち破った挙句背骨をへし折って窮地に追いやったり、更に橋などを爆破させてゴッサムシティを孤立させウェイン産業を乗っ取って軍事力を手にし犯罪者達を集団脱獄させて独自の軍隊を築くなど多彩な活躍を見せてくれる。その姿はもはや『バットマン&ロビン』に出ていたころのおマヌケな面影はない、強力な筋力と高い頭脳を持つ恐るべき悪役である。


また、ハーディはMARVEL映画でヴェノムも演じたため、MARVELとDCコミックスのヴィランを両方演じた俳優となった。


DC Universe編集

『Bane and Deathstroke(仮題)』編集


関連項目編集

バットマン


グリーンゴブリンレッドスカルシュー・ウェンウー:中の人(吹替)が同じヴィラン。こちらはMARVEL

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