「まだ生きていたのか、魔法使い。邪魔はよしてもらおうか」
詳細
第17話に登場した通常ファントム。宿主は占い師であり、その為かタロットカードを攻撃に用いる。
ウィザードを尻尾の針の猛毒で戦闘不能に追い込み、ゲートとして狙っていた仁藤攻介に占い師の姿で近づき心の支えを聞き出そうとするが、途中で晴人達が現れ、正体をばらされてしまう。
更にゲートだと思っていた仁藤攻介の正体が仮面ライダービーストだったため、晴人の猛毒もビーストの能力によって回復されてしまう。最期はファルコのセイバーストライクを受け爆散。魔力はビーストに食べられてしまった。
外見
モチーフはペルシア発祥のモンスター・マンティコア。
原典とは少し異なるが、ハチのような頭部、頭部から頸部にかけてライオンの鬣があり、サソリのような尻尾を持っている。
能力
上記の通りタロットカードを飛ばして攻撃する。また、尻尾の針には猛毒を保っている。接近戦でも手に持った剣で対応可能。
ちなみに普通に占いをすることも可能で、当たる模様。実際彼は「魔術師」のカードを引いていたが、それは仁藤が仮面ライダービーストに変身するという最悪の形で当たってしまった。
余談
劇中で唯一、ワイズマンが直々に遣わした通常ファントムである。
スーツは後に第46話に登場するファントム・アラクネに改造された。
赤星がこの作品の出演に伴い三大特撮の出演を制覇した。
キャスト
赤星氏は過去に、『五星戦隊ダイレンジャー』第11話で磁石神父を、『忍者戦隊カクレンジャー』第1、2話でカッパ、『超力戦隊オーレンジャー』で辺名小太郎、『テツワン探偵ロボタック』で唐松刑事を演じている。
石ノ森作品では東映不思議コメディーシリーズへの出演歴がある(ただし、ウィザードと縁のある『美少女仮面ポワトリン』には未出演)。