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概要

ロックマンDASH』シリーズに登場する敵キャラの総称で、居住区の外部(特に遺跡)に出現する。

人型や獣型など様々な特徴を持つ機械生命体で(リンブルメンジのようなレインボーデビルじみたものも)、ガルガルフンミーのようにリーバードを共食いする個体がいたり、知性にもバラツキがある。

デザインに法則性があるわけではないが、赤い単眼を持つ個体やツノやトゲといったシャープな部位を持つ個体が多い。サイズも小型、中型、大型、超大型と様々。


ディグアウターを見るなり襲いかかってくる凶暴性から人々に恐れられているが、倒すと動力源である「ディフレクター」と呼ばれる鉱石の欠片をばら撒く。しかしながら、能動的に人々を襲ってこない個体もいる他、遺跡のガーディアンとして配置されている個体も確認できる辺り、全てが野生の機械生命体というわけではない様子。

このディフレクターと呼ばれる鉱石を利用したホロン機関が飛空挺や発電などの動力源に使われており、『DASH』世界の人々の生活になくてはならない必需品となっている。この時代においてディグアウターが職業として成立しているのも、こうしたディフレクターが遺跡に存在しているからというのが理由の一つである(換金対象でもある)。


その正体は『DASH』の時代より前に古代人によって作られた存在ではないかと思われる(それを表すようにセラの戦闘形態もリーバード寄りの外見である)。

『DASH』より前の時代に位置する『ロックマンゼクス』にはメカニロイドが生物のように野生化、そうした危険な場所をアウターと呼んでいた。リーバードはある意味でその類と呼べるのかもしれない(メカニロイドも倒すとディフレクターに相当するEクリスタルが手に入るなど共通項が多い)。

しかし、リーバードがメカニロイドそのものなのか、関連種なのかは公式では明言されていない。


ロックマンゼロ』の時代には既にデュシスの森ノトスの森アナトレーの森にリーバードを思わせる赤い単眼の模様が確認できるが、関係は不明なままである(DASHシリーズの遺跡にも赤い単眼の意匠が確認できる)。なので、ますます作られた時代に謎が生じている。


『ロックマンDASH3』開発に辺り、『DASH開発室』にて初代『ロックマン』のボス公募よろしく、リーバードのデザイン公募も行われていたが、肝心の『DASH3』が開発中止になってしまった(何気にロックマンシリーズで雑魚・中ボスのデザイン公募は珍しい事だったりする)。


リーバード一覧

  • ホロッコ

センシティブな作品リーバード?

多くの遺跡に配置されている代表的な小型リーバード。

侵入者を察知すると高速で接近し、回転体当たりや爆弾の射出で攻撃してくる。

火球を出すレッドホロッコなどの強化亜種も存在する。

カトルオックス島に配置された個体のみ単眼という特徴を持つ。


  • ミータン

ミミック

人形のような姿をした小型リーバード。

空中を浮遊しながら侵入者に接近し、自爆してくる。


遺跡のトラウマ番人

巨大な鉤爪を持つリーバード。詳細はシャルクルスの記事を参照。


センシティブな作品

盾を装備しているリーバード。ゴルベッシュの記事を参照。


  • フィルシュドット

フィルシュドット

ジュウイン湖の通路に配置された魚のような中型リーバード。

水のような壁の中を航行しており、侵入者を察知すると通路に現れ、攻撃してくる。

倒すと大量のディフレクターをドロップするが、侵入者を取り囲むように出現するうえに高威力で当たり判定の大きいリング状の光弾を連射したり、尻尾で近接攻撃を仕掛けたりと荒々しいため金稼ぎに利用するにはあまりに危険。


マンドマンタルといっしょ

海中で活動するリーバード。詳細はマンドマンタルの記事を参照。


  • ハンムルドール

センシティブな作品

チュートリアルステージにあたる海の塔を守護する大型リーバード。

ハンマーのような両腕を叩きつけて爆発を起こしつつ突進し、遠くの敵にはロケットパンチ攻撃を仕掛けてくるほか、撃破された際にはロックを道連れにしようとしてくる。

海の塔に現れた個体は片腕が壊れているものの、死んだふりでロックを騙す知恵を見せた。


カルムナバッシュ

狼型リーバード。詳細はカルムナバッシュの記事を参照。


  • ウォージーガイロン

凱龍

キモトマの遺跡を守護する超大型リーバード。

どんなにダメージを与えても溶岩を取り込んで回復してしまう特性を持つ。

溶岩の供給を断たれると、四つん這いになり火炎放射や追尾弾で攻撃してくる。


最新型超高級リーバード

マザー直属の最上級リーバードであり、人間の姿(よく見るとそれぞれの主人を男体化し、エルフ耳にしたような姿である)に化ける事も可能な特別な個体で知能と戦闘力が共に高い。

DASH以前の時代である『ロックマンゼロ3』では人間体とレプリロイドの姿に切り替えが可能なミュートスレプリロイドが登場しているが、関連性は不明。


前に描いたDASH2

ユーナの側近を務める額に赤い単眼を有する黒い服の青年。

感情豊かなユーナの相棒だからか、ジジと比べて性格は人間臭い方。

本来の姿は白銀の翼竜型リーバードであり、ユーナがマチルダ(ロール・キャスケットの母)のボディで活動するようになってからも彼女に仕えている。劇中ではサルファーボトム号に警告のために侵入したユーナを迎えに登場、警告を無視したサルファーボトム号に攻撃を加えた。

『人類再生計画』の要であるマザーの配下なだけあって、セラに鍵を渡して計画を遂行するようユーナに説得を試みたが、ガガ自身も計画に完全に賛同できずにおり、ロックと共闘、一度はサルファーボトム号での戦いでジジに撃墜される。その後、輸送用シャトルポッドに融合してユーナとロックをヘブンまで送り届けるが、セラ本体の思考回路に潜入して弱体化を試みるも、死亡したようだ(これがロックが地球に帰れなくなった最大の理由である)。

ユーナからは親しみを込めて「ガーちゃん」と呼ばれており、ロックに対しては本名のトリッガー(様)と呼ぶ。



ジジ

セラの側近を務めるリーバードでユーナによって主人と共に禁断の地に封印されていた。

外見はガガとは対になっており、メガネと白い服を着用した長髪の青年風でクールな性格。

管理システム「マザー」の在り方に縛られるセラ同様にマスターがロックに目を掛けていた理由が理解できず、内心軽蔑していた。なのでロックに対しては呼び捨て(本名の「トリッガー」)かつタメ口で接する。


禁断の地で覚醒したセラと共にサルファーボトム号に保護されると、大いなる遺産の解放に必要な4つの鍵を入手し、セラの命を助けてくれた暁には報酬として古のテクノロジーを譲渡し、現代の人々の在り方には干渉しないとウェルナー・フォン・ミュラー(CV:家弓家正)らに契約を取り付けて利用していた。

「封印の鍵」を揃えると黄金の翼竜のような正体を表してユーナとガガを狂っていると見なして処分を試みるが(とはいえ、本心では戦いたくなかったらしく、説得を試みている。ロックに対しても戦闘では「失望した」と言いつつも、「目を覚ませ」とも発言している)、サルファーボトム号の甲板でロックに敗れ、最後の抵抗として自爆して果てた。


リーバード体は金色の翼竜型でスマートなフォルムに反し、口はワニのように裂けていて結構怖い(これはガガも同様)。

戦闘ではジェット機のように飛空挺を上回る速度で飛び回り、機体下部から光弾を連射してくる。

前半では、周りを飛んでいるボーン一家が攻撃の回避を指示してくるが、途中で撃ち落とされてしまう為、後半はプレイヤーで判断する必要がある。

墜落すると火炎放射を放ったり、尻尾で振り払ってくる。なお、翼は墜落時に前足の代わりとして体を支える仕組みになっている。


戦闘BGMは『ロックマン3』のボス戦と似た部分があると一部で言われているが、アレンジ曲であるかどうかは不明。


関連イラスト

名も無きディグアウターの日誌名も無きディグアウターの日誌その二ガイニー・トーレンお風呂の神様


余談

ロックマンエグゼ3』でキャラデザを担当した石原雄二氏のコメントによれば、ラスボスであるプロトはリーバードを参考にデザインされている(2016年/復刊ドットコム刊『ロックマンエグゼオフィシャルコンプリートワークス』P87より引用)。確かに一つ目の意匠はリーバードに通ずるものがある。


関連タグ

ロックマンDASH 機械生命体 メカニロイド レプリロイド 遺跡

メットール:リーバードがシリーズを通しての雑魚敵である為、レギュラー雑魚の彼の出番は皆無。

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