当初は台詞での言及や劇場における共演などといった接点があったわけではないが、麗奈は初登場時から（小物臭が漂いはするものの）女王様（閣下）系のキャラによるヒール系の言動をウリとしていたため、それまで特撮好きのヒーロー系アイドルとして定着していた光とともに、悪の女王（もしくは女幹部）vs正義のヒーローという構図で微笑ましく絡む様子がイラストやSSなどの二次創作として描かれることが少なくなかった。

その後、麗奈の初登場から約2か月後に［イタズラっ子］小関麗奈として麗奈が初の再登場をした際にはいかにも「悪の組織の女幹部」といった体の衣装に身を包むと同時に、「南条はイイ子ちゃんね！」と弱い者の味方をする光のことをイイ子ちゃん呼ばわりする台詞が追加されたため、公式にヒールvsヒーローを思わせる接点が明らかとなった。

さらにその後、麗奈が[スクールデビル]小関麗奈として初のSRとなって登場した際には直接名前は出していないものの「うるさいヒーロー気取りがいないうちに仕掛けるはずだったのに！」と発言。麗奈のイタズラをいつも光が止めに行っている関係性が読み取れた。

なお彼女たちの絡み以外にも古賀小春と横山千佳がそれぞれ［フリルド☆プリンセス］古賀小春、［マーメイドパラダイス］横山千佳として再登場した際、小春には「悪役」の麗奈に（おそらくごっこ遊びで）さらわれていると思しき台詞が、千佳にはそんな小春を麗奈から守ってあげる役割を自認している台詞が追加されているため、二次創作では「小春姫を巡って繰り広げられるヒーロー南条＆ラブリー千佳vs悪の女王麗奈の戦い」がこれまた微笑ましく描写されることもある。

現在はこの4人全員が後述の「L.M.B.G」に所属しているため、その関係での絡みも増えると思われる。

ユニット

ヒーローヴァーサス

2013年6月に開催されたイベント「ドリームLIVEフェスティバル」にて２人はユニットを結成。ユニット名は「ヒーローヴァーサス」と名付けられた。

記念すべき公式に於ける２人の初共演である。また、今まで光の事を「南条」「うるさいヒーロー気取り」としか呼んでこなかった麗奈が初めて彼女の事を「光」と呼んだ点も見逃せない。公式に於いてアイドル同士の呼称がアップデートされたのは実はこれが初である。

「ﾋｰﾛｰならｱﾀｼのﾐｽをなんとかしなさいよね！…ちぇっ！」

その後、後述の「イグニッションZERO」としての登場が増えたこともあり、二人での登場は長らくなかった。

が、2021年9月、イベント「アイドルLIVEロワイヤル」にて実に8年3ヶ月ぶりに「ヒーローヴァーサス」として出演。ステージ上の仕掛けを悪気なくバラした光に麗奈がツッコミを入れたり、麗奈のバク転を光が称賛したりした。ちなみに麗奈がバク転ができるという情報は初出である。

L.M.B.G

シンデレラガールズ屈指の大所帯ユニット「L.M.B.G」に2015年6月麗奈が加入、同年11月に光も加入した。

2016年1月、大沼くるみの加入により更新されたシンデレラガールズ劇場第648話において、麗奈のレッスン指導にくるみが付いてこれず倒れてしまい、そこに光が駆けつけたことで劇場初共演を果たした。これにより、麗奈の悪事を察知して「こら麗奈！」と叱りに来る光と、捨て台詞を吐いて逃げる麗奈という二人の関係性が初めて公式で描写された。また、光が麗奈の名前を呼んだのはこのときが初めてである。

イグニッションZERO

2018年4月6日イベント「花見DEドリームLIVEフェスティバルで三好紗南を含めた三人のユニットとして登場。隙をついてイタズラをしようとする麗奈を警戒する光だったが、麗奈の仕掛けた花びらボムは綺麗な花吹雪となったため「やるじゃないか！」と褒めている。

その後のイベントでも幾度か再登場。天井に雪を仕掛けたという麗奈を「意外とロマンチスト」と評したり、本人はガッカリさせるつもりだったらしい麗奈のサイン入りポチ袋を「いいセンス」と褒めたり、前述のヒーローヴァーサスとしての出演時も含め、光が麗奈のイタズラ（もといファンサービス）に何かしらコメントするのは最早お約束の域まで来ている。

その他

怪盗公演美しき追跡者

2014年8月に行われたイベント「怪盗公演美しき追跡者」で［レジェンドシーフ］南条光が登場。怪盗役を演じた。

麗奈もLIVEユニット「ヴィランレイナ」として出演。明言はされなかったが麗奈の台詞から麗奈の役は光の役の部下だと思われる。

Anniversary アイドルプロデュース

イベント対象以外のアイドルが一定確率で登場するエクストラコミュニケーションで直接名前は上げていないが匂わす形でお互いについて言及している。

麗奈は「アイドルプロデュース the 2nd Anniversary」で「警察とか風紀委員とかうるさいのとかいるし」と発言。同年に麗奈は「うるさいヒーロー気取り」とも発言していることから「うるさいの」は光のことであると思われる。

光は「アイドルプロデュース the 5th Anniversary」で「…今日はイタズラっ子も大人しくしてるみたいだな」と発言。当然「イタズラっ子」とは麗奈を指していると思われることから、光が普段から麗奈を気にかけていることが推測できる。ちなみに、光がプロデューサーとの会話で麗奈について話したのはこれが初めてである。

クリスマス（2017年）

2017年のモバマスのクリスマスキャンペーンは特定のユニットからクリスマスケーキを貰えるというものであり、ヒーローヴァーサスもその対象であった。ケーキを渡す際に掛け合いを見せてくれる。

「今日は改心した麗奈も一緒に、Pにとっておきのプレゼントだ！」

「改心なんかしてないわよッ！…フン、光との決着はまだ先のようね。」

ケーキには麗奈がヴィランを表すマークを隠し入れたが光に撤去されてしまったようだ。

スターライトステージ

イベントコミュ「ススメ！シンデレラロード遊佐こずえ編」

イベント「ススメ！シンデレラロード」の遊佐こずえ編第4話と第5話で共演。

第4話ではこずえたちの見る夢の中で、池袋晶葉とライラの二人とともに悪だくみをする麗奈の前に光が登場。二人は互角の戦いを繰り広げるが、桐野アヤに叱られたことで隙ができた麗奈に光が必殺技を放ち世界がひかりに包まれた。

第5話では、現実の事務所で寝ているこずえたちの周りでヒーローごっこをしていたが、騒がしかったため冴島清美に怒られてしまい、二人で逃げていった。

ヒーローヴァーサスレイナンジョー

2020年8月19日（水）15:00 ～ 27日（木）20:59開催のイベントにて、イベントと同名の楽曲「ヒーローヴァーサスレイナンジョー」が実装。

イベントコミュでは、ユニットを組むことになった二人がその方向性を決める主導権を賭けて、バラエティ番組の企画で様々な対決をする様子が見られる。その中で互いのことを想い、ユニットとしての在り方を模索していくストーリーとなっている。

デレぽ

アイドルたちのSNS風投稿が見られるデレぽ。実装翌日の2018年4月28日土曜日15時30分に麗奈が「光の舞台を悪に染めてやるわ！」とイタズラグッズを抱えた自撮り画像とともにLIVEステージの裏から投稿。その四時間後の19時14分にLIVEを終えたと思われる光が「麗奈、ゲスト出演ありがとうな！ライバルがいると、アタシも燃えるよ！これからも負けないからな！」と麗奈の投稿に返信をしている。

それ以外にも何度も会話がなされており、麗奈のイタズラに紗南と共にツッコミを入れる光や、一生懸命サインを書いている光を見てイタズラを仕掛けるのをやめた（のを晶葉にバラされる）麗奈などを見ることができる。

変身！魔法少女の誘い

2022年10月28日（金）15:00に実装された営業コミュ。魔法少女ものとヒーローもののコラボレーションイベントに出演することになった2人。ターゲット層が変わることから演技に悩む光に、マジカルテットなどで実績のある麗奈が演技指導をすることになる。

［希望へ導くヒカリ］南条光／［華麗なるドン・レイナ］小関麗奈

2022年10月30日（日）15:00～11月4日（金）14:59開催のシンデレラフェスBlancで、ブランフェス限定SSRとして二人のSSRが実装された。性能は光がダンス特化の11秒高確率トリコロール・シンフォニー、麗奈が11秒高確率のレゾナンス・ステップと、合わせて使えと暗示してるようなもの。

同日公開の『シンデレラガールズ劇場わいど☆』第580話では、この二人の決戦を描いた荒木先生作の漫画の感想会になっている。

メディアミックス

アイドルマスターシンデレラガールズShuffle!!

麗奈は第1話にも登場していたが、第2話で共演。小春と共に棚から降りられなくなった彼女のペットのヒョウくんを助けようと奮闘した。

アイドルマスターシンデレラガールズあんさんぶる！

「アイドルマスターシンデレラガールズあんさんぶる！」の第50話に三好紗南と共にメインとして登場。事務所での日常が描かれている。

第64話にも堀裕子と共に再びメインで登場。裕子の超能力を中心としたドタバタ劇が描かれた。

公式アンソロジー

複数の話で共演している。特に「アイドルマスターシンデレラガールズコミックアンソロジー passion」では二人で向かい合う構図で表紙を飾っている。

また、2018年12月現在までに発売しているシンデレラガールズの公式アンソロジーの表紙に登場しているアイドルのうち麗奈以外のアイドルは全員のちにボイスが実装されていることから、二人のボイスでの共演も期待される。４コマ漫画では映画の特典が欲しい光に「麗奈だけが頼りなんだ」とせがまれて承諾した為に、同じ映画を何度も観させられるといった事も。