「バイバイ、ヒロト…」
CV:坂本千夏
データ
分類:ゲフ目ワメイクル科
身長:約cm~210cm程度
体重:約6kg~130kg程度
概要
GP-41「育児ノススメ」に登場するストーミーワールドに存在する生物で、分類はゲフ科ワメイクル目。幼年期はピンク色のオタマジャクシに似ているが、成長すると同じくピンクの蛙の姿になる。野菜が大好物で、生まれた時に最初に見た物を親と思い込む刷り込みの性質を持つ。
幼年期は基本的に大人しい性質ではあるものの、機嫌が悪くなると高周波の鳴き声で喚き、本人の意思とは無関係に周囲を破壊してしまう。
成長すると手足が生えて2m近い巨体のカエルの姿となるが、そうなるとストーミーワールドに溢れる異常な竜巻の群れを鳴き声の共鳴現象で呼び寄せてしまうという、ますます迷惑な性質を兼ね備えるようになる。
このように書くと手のつけられない最悪の害獣に思えるが、野菜をあげると大人しくなる。
活躍
蛮機族ガイアークがヒューマンワールドをストーミーワールドの竜巻で荒廃させるために呼び寄せるが、まだ卵の状態で次元の壁を突破した際、訓練中のトリプターにぶつかってそのまま大翔に拾われるこたに。
生まれて最初に見た大翔を親のように慕い、彼から「チビ」と呼ばれて共に行動するようになるが、その最中に出現した蛮機兵ウガッツにさらわれてしまい、ウガッツの成長促進光線を浴びたことによって急成長・凶暴化し、高周波の鳴き声で街を破壊し始める。
更にパワーアップした高周波の鳴き声によって開けられた次元の亀裂から竜巻の群れを呼び寄せてしまう。
ヒューマンワールドに飛来した竜巻の群れは街を破壊していき、必死に呼び掛ける大翔を圧倒的なパワーで苦戦させるが、駆けつけたブルー達が持って来た野菜ジュースをゴールドに飲まされ、大翔の姿を見たことにより本来の性質を取り戻す。
その後、キョウレツオーのキョウレツエクスプレスとガンバルオーのガンバルグランプリによって次元の亀裂は塞がれ、竜巻の群れは消滅。
最後は大翔に故郷の世界に帰るように促され、彼との別れを惜しみつつも上記の台詞を言い残し、ストーミーワールドに帰っていった。
余談
モチーフはオタマジャクシ及び蛙、そして名前の由来も喚きまくる+迷惑から来ていると思われる。
声を演じた坂本女史は『地球戦隊ファイブマン』のサイラギン以来、18年振りのスーパー戦隊シリーズ出演となった。
関連タグ
コムタン(メガレンジャー):『電磁戦隊メガレンジャー』に登場する善玉怪人で、こちらも敵組織から人間界に送り込まれた卵が戦隊メンバーに拾われて孵った後、そのメンバーと交流したと言う共通点を持つ。ただし、こちらは最終的に敵の手で命を落としての死別と言う、ワメイクルより悲惨な別れ方をしてしまった。何の因果かカラーリングもピンクである。