中村晴吉

なかむらはるよし

中村晴吉とは、日本の俳優、スーツアクター。初期のウルトラシリーズで活躍した。

概要

エキストラ大塚組所属。

主に『ウルトラQ』から『ウルトラセブン』までの空想特撮シリーズで活躍した。

カネゴンやブースカと言った人間サイズの怪獣役で有名。

デビュー作は『ウルトラQ』の岩石怪獣ゴルゴス。その後出演したカネゴンの口の中にアクターである彼の顔が見えるシーンがあり、ブルドーザーからカネゴンが投げ出される際に、カネゴンの頭が取れるというシーンがある。

大塚組に所属していた佐藤裕彦は、親分肌で面倒見の良い人物であったと証言している。また厳しくもあり、東宝内で「軍曹」と呼ばれていた。石原裕次郎に対し「挨拶がない」と説教したこともあるという。

主役であることからブースカ役を張り切っており、動物園で動物の動きを研究したり、身体を鍛えるなどしていた。榎本健一に憧れていたことから喜劇的な動きでは活き活きしていたといい、「シオシオのパー」などの動きも自身で考えていた。

主な出演作品

『ウルトラQ』

ゴルゴス	M1号	カネゴン
ピーター

『ウルトラマン』

グリーンモンス	アントラー（荒垣輝雄と兼業）	アボラス（鈴木邦夫と兼業）

『快獣ブースカ』

ブースカ（（第1 - 22・28・30・32・35・36・38・40・41・43・44・47話）

『ウルトラセブン』

スペル星人	キングジョー（14話）	アンノン
バド星人

ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣|

カメーバ

関連タグ

スーツアクター