概要
東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目に位置するJR中央本線の駅。中央・総武緩行線の列車が停車する。この駅から信濃町駅までの区間は首都高速4号新宿線が並行して走っている。地名は千駄ヶ谷だが、当駅は「千駄ケ谷駅」が正式表記であり、「ケ」が大きい。
2020年の東京オリンピック前は、島式ホーム1面2線&臨時ホーム(新宿・三鷹方面)の構造となっていたが、開催を見据えて臨時ホームを常設ホームへ改修した。しかしオリンピックは無観客となってしまった。
特徴
新国立競技場の最寄り駅であり、その他東京体育館や明治神宮野球場などのスポーツ施設が立ち並んでいる。一方駅の裏側には新宿御苑が位置している。ちなみに東京体育館以外はいずれの施設も住所は新宿区である。
周りに色々ありすぎるせいか構内の構造は非常に狭く簡素で出口も南側の1ヶ所しかない。
地図上新宿御苑もかなり近く見えるが、北口はないため回り込まなければならず意外と遠い。
国立競技場でコンサートを開くアーティストも出てきたため、ライブ当日は多くの客であふれ返る事となるが上述した駅の狭さから水道橋駅以上の地獄絵図が出来上がる。特にファンの絶対数が多い嵐の競技場公演(嵐フェス)は本来のキャパだけでなく音漏れ参戦目的で2〜3万人も集まったため、駅周辺が大型施設を除けば閑静な住宅街なのもあって近隣住民から多くの苦情が出た事が問題となった。
駅からやや離れた先に都営大江戸線の国立競技場駅も位置し、さらに多少歩けば他にも多くの駅が存在するため、分散することを推奨する。
駅構造
変則2面2線の地下駅。
利用状況
- 2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は18,427人である。
- 近年は、利用者が減少傾向にある。
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年度 | 21,309人 | 42,618人 |
2009年度 | 20,525人 | 41,050人 |
2010年度 | 20,268人 | 40,536人 |
2011年度 | 20,008人 | 40,016人 |
2012年度 | 18,426人 | 36,852人 |
2013年度 | 20,444人 | 40,888人 |
2014年度 | 18,788人 | 37,576人 |
2015年度 | 17,994人 | 35,988人 |
2016年度 | 18,427人 | 36,854人 |
関連項目
東京23区の駅一覧 中央・総武緩行線 中央本線 JR東日本 渋谷区 駅 国立競技場 新宿御苑 神宮球場 千駄ケ谷駅…正式表記