屋島駅

やしまえき

香川県高松市にある高徳線の駅。

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概要

高松市高松町(いわゆる古高松地域)に存在する、同地域の中心駅であるが高松町駅ではないので注意。(ちなみに「高松町駅」は鳥取県にある境線の駅である)

高松琴平電気鉄道志度線琴電屋島駅とは徒歩連絡（約800m、徒歩10～15分）が可能。屋島山上へ向かう路線バスでも連絡可能。

上述のように古高松地域の中心的であり、周辺は国道11号（志度街道）の古街道沿いとなる、古来よりの商業住宅地である。また最初の高松城である旧高松城（喜岡城）の城跡である喜岡寺の最寄り駅でもある。

その一方で当駅周辺は、香川県でも知られる名勝地である屋島の膝下となる観光地でもあり、源平合戦ゆかりの地でもある。

ゆえに屋島駅は『源平合戦ゆかりの駅。』との別名を与えられており、駅周辺は言うなれば『平家物語』（および、それらをモチーフとした創作物）の聖地である。

ただし『平家物語』で知られる「扇の的」や「義経の弓長し」などのエピソードの現地は屋島駅よりも更に東となる八栗駅（高徳線では古高松南駅）の周辺となる。

屋島の麓から中腹には、四国の古民家を移築させて蒐集した古建築博物公園の四国村ミウゼアムがあり、その隣地には讃岐うどんの名店として知られるわら家やロリィタスポットとしても知られるティールーム異人館（四国村カフェ）がある。

一方、屋島の山上には四国八十八箇所84番札所屋島寺が存在。日本三大化け狸の一角である太三郎狸（簑山大明神）の伝説でも知られる。

単式1面1線と島式1面2線の複合2面3線の地上駅。

2番乗り場は一線スルーするが、駅舎に近い1番乗り場を使用する為、行き違い以外では使用されない。