「人生にはプレ(その前)はない ・・だったよね 親父」
概要
『地上のゼロ』編より登場したドライバー。『YM SPEED(山本自動車)』の山本和彦は腹違いの兄。兄弟とはいえ年齢は離れているので、和彦に対しては「山本さん」と敬語で話す。
岐阜県の出身で、現在は上京してカメラマンのアシスタント(カメアシ)として働く毎日を送っている。
双方の父親である信彦の訃報を伝達しに初めてYM SPEEDを訪ねるが、この時になるまで兄である和彦には一度も会っていなかった。
駅までの帰り道に和彦と戦闘機の話で盛り上がる中、『地上のメッサーシュミット』ことブラックバードの存在を聞かされる。そして富永とも邂逅を果たし、彼がECU解析用のデモカーとして購入していたホンダのS2000をターボ化し、軽量ボディに高い旋回性能を併せ持った『地上のゼロ戦』の製作に加担。最終的にブラックバードと悪魔のZに挑んでいく。
作品のほとんどすべての登場人物が「車好き」という共通項がある中で、「車に興味がない」ところがスタートラインにあるという珍しいキャラクターだった。初登場自体も「そもそも車に乗っていなかった」のだが、地上のゼロ戦を制作するヒントを探すためにFD3Sや初代NSXなど様々な車に試乗。単純に乗った車の数で言うと主人公のアキオに次いで多い。
ゲーム作品
2008年より稼働を開始した湾岸ミッドナイト マキシマムチューン3DXにて初登場。ただしこの当時はホンダからライセンス許諾を得られていなかったため、S2000とカテゴリーがよく似たマツダのNC型ロードスターに差し替えられている(友也のインテRも同じ理由で日産の180SXに変更されている)。
その後マキシ4以降はストーリーモード自体が一新されたためしばらく登場が無かったが、2018年に稼働を開始したマキシ6のストーリー追加分で7年ぶりに再登場を果たす。マキシ5DX+(2016年稼働開始)において既にホンダ車が参戦していたため、堂々とS2000に乗ることが可能となった。
ちなみに現在稼働中のマキシ6RR+現在、収録されているS2000はマキシ5DX+の期間限定キャンペーンで実装(現在は普通に登録可能)されたエアロ仕様のタイプSなのだが、地上のゼロ戦のベース車両はグレード名が一切明記されていないため厳密には異なる可能性がある。