概要
ナムコ、バンダイナムコゲームス・バンダイナムコエンターテインメントからリリースされているゲーム。
湾岸ミッドナイトを原作としたレースゲームで、一作目は2004年に稼働開始した。
元気開発で本シリーズの前作にあたる『湾岸ミッドナイト』『湾岸ミッドナイトR』とはゲームシステムからグラフィックまで一新され、開発元もポリゴンマジックに変更になった(ただし、マキシマムチューン4以降からは元気が再び開発担当をしている)。
システム
湾岸ミッドナイトマキシマムチューンは前作の湾岸ミッドナイトR同様、ライバルカーを抜いて勝ち進むというシステムには代わりはないが、前作のようなSPゲージシステムではなく、そのコースの一定の距離までに勝敗をつけるというようなシステムである。
また、カードの発行(4以降からはバンダイナムコパスポート(旧:バナパスポートカード。セガのAimeにも対応しているが6からアミューズメントICにも対応。))もあり、自分の車を改造やドレスアップをして自分だけのオリジナルカーを作り上げるというシステムが追加された。
2ではレースゲームでははじめてとなる称号システムが登場し、3では分身対戦が初登場した(これはマリオカートアーケードグランプリDXや機動戦士ガンダムエクストリームバーサスマキシブーストONにも存在し、バンダイナムコの登録商標にもなっている。)
シリーズ
第1作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン(2004年)
第2作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン2(2005年)
第3作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン3(2007年)
第4作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン3DX(2008年)
第5作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン3DX+(2010年)
第6作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン4(2011年)
第7作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン5(2014年)
第8作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン5DX(2015年)
第9作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン5DX+(2016年)
第10作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン6(2018年)
第11作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン6R(2020年)
第12作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン6RR(2021年)
第13作
湾岸ミッドナイトマキシマムチューン6RR+(2024年)
湾岸ターミナル
湾岸ターミナルとは、湾岸ミッドナイトマキシマムチューン4から導入されたもので、自分の車の設定を行う機器である。
ここでは、1〜200台(5DX+以前は100台)の車を確認することができる(ゲーム内では5台までしか表示されない)他、音量や、ドレスアップの変更も可能である。
5~5DX+ではマキシショップが登場し分身対戦で入手したマキシGでドレスアップパーツも購入ができた(6で廃止)。
連動スマホアプリ「湾岸ナビゲーター」(5~5DX+ではすでにサービスが終了している連動サイト「湾岸マキシNET」)で手に入れたアイテムや車の受け取りもできる。
5DXでは1日1回無料でスクラッチができるターミナルスクラッチも登場し、ここでしか手に入らないアイテムや車も手に入る(5DX+以前はバンダイナムコグループのサービスで使える有料通貨バナコインを利用することで複数回スクラッチができた)。
余談
収録車種について
Rまでの二作含め、MMT5DXまで大人の事情でホンダとポルシェの車両が全く登場せず、ポルシェの車種は同車をチューニングしていたゲンバラ(MMT1~MMT3DX+)やRUF(初代・R、MMT4~MMT5DX+)の車種で代用されていた。
(ホンダはその昔問題となっていたホンダ車による環状族事件の影響が大きいとされ、関連会社の無限が家宅捜査を受けたりレースでホンダワークスが一時的に活動自粛に追い込まれたりと散々な目にあった過去があり、特に高速道路や一般道での暴走行為を連想させるアザーカーの登場するゲームに非常に厳しいからとされていた。ポルシェは2016年までエレクトロニック・アーツと使用権利の独占契約を結んでいた影響である)
が、ホンダ車はMMT5DX+から、ポルシェの車はMMT6から満を持して登場し、ポルシェの代わりにこれまで登場していたRUFは入れ替わりで消滅した。
ただし、ホンダ車はストーリーモードのCPU専用車を除き一切の外装チューニングを行うことが出来ない(これも前述の事件が影響していると思われる)。
また、こちらも版権の影響かは不明だが原作でテスタロッサが登場していたフェラーリも現時点では登場せず、原作・アニメ版でテスタロッサに搭乗していたイシダヨシアキも本シリーズではゲンバラ・アバランシェ、シボレー・コルベット、ランボルギーニ・アヴェンタドールなど他メーカーの車種に搭乗している。
『アンパンマンこどもミュージアム』の登場について
本シリーズに登場するビルなどの情景に書かれた看板は基本的に架空のものに差し替えられているが、それいけ!アンパンマンを題材とした全国の主要都市にある娯楽施設『アンパンマンこどもミュージアム』のみ例外で、MMT4以降の作品で横浜※と神戸の当施設がコース横に再現され実物同様にアンパンマン達が施設に描かれている。
勿論、版元からは承諾済みで『(c)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV』ときちんとクレジットも記載されている。
※現実の横浜アンパンマンこどもミュージアムは2019年にみなとみらいへと移転したのでMMTシリーズでも現在は横浜の相当施設にアンパンマン達のイラストは無い。
関連イラスト
関連リンク
wiki
公式サイト
https://wanganmaxi-official.com/wanganmaxi6rr/jp/
関連タグ
マリオカートアーケードグランプリ:同一の筐体を使用しているが細部が異なる(湾岸マキシ:6速シフトレバー、マリオカート:カメラ・アイテムボタン)