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概要


椎名ナオキ原作の少女漫画。

元々は『失恋ナイト』というタイトルの同人誌であったがはるかが描いた漫画『初恋ヒーロー』と内容が被っていた事から盗作騒ぎへと発展、それが彼女の転落のきっかけとなった。

その後、『初恋ヒーロー』が打ち切り・回収騒ぎになったのを引き換えに、現在のタイトルに改題して、冗談社コミックスにて連載を開始。


劇場版の時点ではかなり人気作になっているらしく、黒岩一蹴監督による実写映画化までこぎ着けた。







※以下、劇場版『新初恋ヒーロー』の内容に関するネタバレを含んでいる為、映画を未見の方は閲覧注意






実写映画『新初恋ヒーロー』


上記の漫画の実写作品として制作が開始された映画。製作・配給は映都映像、東都エージェンシー、冗談社メディアBDSが担当。

プロデューサーの三枝玲子の人選により、当初は主演にソノイソノニを起用していたが、より“リアル”を求める監督の要望に応じて、“本物のヒーロー”であるドンブラザーズを起用することになる。


しかしドンブラザーズ(特にタロウとはるか)の「素人丸出しの棒演技がマシに思える程、酷い演技」に加え、ソノイや介人も撮影に乱入し、さらには監督が暴走した末に本来絶対不必要なはずの“ラスボス”として登場するなどした結果、(フィジカル的な意味で白馬の王子様ゾンビ、最終的にドンブラザーズと忍風鬼による大バトルなど恋愛ストーリーとはまるで無縁な要素を無計画に次々に詰め込みまくった、原作とは似ても似つかない支離滅裂混沌とした物語の作品が出来上がってしまった


当然こんな意味不明で滅茶苦茶な内容の映画が万人受けするわけがなく、試写会に集まった観客は映画が終わる頃には、皆揃って茫然自失となっており、その後に意気揚々と舞台挨拶に上がってきた出演者一同は、たちまちそこらにある物を手当たり次第に投げつけられる程の大ブーイングを浴びる羽目になり、映画自体もあまりに酷い出来と内容に興業収益も絶望的と見做されたのか、最終的に公開中止となってしまった


だが、試写会に招かれた原作者の椎名ナオキ本人は、自分の作品を散々メチャメチャにされたにもかかわらず、映画の内容は気に入ったようで、唖然となる観客の中で一人拍手喝采していた。


登場人物

  • 一文字ヒロ…演:ソノイ→桃井タロウ

主人公。台詞の言い回しのクセが凄まじく強い。

  • 道明寺ハナコ…演:ソノニ→鬼頭はるか

ヒロイン。台詞は極度に棒読み…を通り越して最早片言


  • いじめっ子…演:ソノニ

ハナコをいじめる生徒達のリーダー格。


※以下は原作に存在しない映画版オリジナルの登場人物。

なぜか体育館倉庫にあった棺に封印されていたゾンビ。

ヒロの死後、ハナコの前に現れた第二のヒーロー。その姿は読んで字の如く『白馬の王子様』。

ゾンビに捕らえられたハナコを助ける誠実なサラリーマン。ハナコを連れて逃亡する途中で会社に出勤。

  • 逃亡者…演:犬塚翼

会社に出勤したつよしに代わって、ハナコをリードする。無実の罪で逃亡中であるとの事だが、途中で警察に逮捕される。

逮捕された逃亡者に代わって、ハナコをリードする。わびさびを愛し、逃亡中にもかかわらず(字余りな)俳句を読み上げる。乱入した異次元からの旅人にマフラーを掴まれ、どこかへ投げ飛ばされた。

  • 異次元からの旅人…演:ソノイ

俳人ヒーローを押しのけてハナコをリードするも、乱入したゼンカイザーブラックに蹴飛ばされる。

最終的にハナコのリード役をまんまと手に入れた時代を越えて戦う真のヒーロー。最終的にハナコが疲れ果ててぶっ倒れた後、かっこいいのかよくわからない台詞と共に場面を〆た。


関連タグ

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

どうしてこうなった 原作レイプ:映画版に当てはまるワード。


恋の赤いフラグ:ほぼ互角の恋愛もの。

進撃の巨人(実写版)実写版デビルマン:滅茶苦茶な内容の漫画実写化作品の代表格。劇場版『新初恋ヒーロー』自体が、これらに対するパロディ皮肉であるという意見も少なくない。奇しくも後者の配給会社は東映である。

黒い東映/黒い八手三郎

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