概要
福島県浜通り南部、かつては中部にも路線を持っていた事業者である。多額の負債を抱えた常磐交通が新旧分離し、その際にタクシー会社のグリーンキャブから出資を受けて現在の会社になった。
東日本大震災では浜通り中部の拠点である北営業所が被災して使用不能になった。2017年4月1日より部分的に営業を再開している。
路線
路線バス
常磐線の植田・泉・湯本・いわき・草野・四ツ倉駅で鉄道から乗り換えることができる。軍艦防波堤で有名な小名浜は常磐線の駅から離れているのでいわき駅か泉駅から小名浜方面のバスに乗り換えていく必要がある。鹿島SC経由が650円、湯本経由が790円(2017年7月現在)と経由地によって値段が違うので要注意である。泉駅前からだと330円で行くことができる。
また、いわき以北は常磐線の運行再開や避難準備区域の解除などによって変化することがあるので、新常磐交通公式サイトで事前に調べることを強くお勧めします。本数が少ないので帰れなくなる可能性もあります。
高速バス
いわき-県外
いわき号
(いわき-東京線、JRバス関東・東武バスセントラルと共同運行)
いわき・日立ー東京ディズニーリゾート
(日立電鉄交通サービス、京成トランジットバスと共同運行)
いわき-仙台線
(JRバス東北と共同運行。常磐線再開まではいわき-仙台間唯一の直通便)
シーガル号
(いわき・日立-京都・大阪線、近鉄バスと共同運行)
いわき-県内
いわき-郡山-会津若松線
いわき-福島
(福島交通と共同運行。乗り換えなしで県庁所在地へ。)
エアポートリムジンバス
いわき-福島空港
飛行機の発着に合わせて発着時刻が変更になるので要注意。
車両
路線バス
前後ドアの日野・レインボーや日野ブルーリボン、いすゞキュービックなど古参車と首都圏からの移籍車が活躍している。いわきナンバーの車両がほとんどだが、少数だけ福島ナンバーを付けた車両がいる。福島ナンバーは北営業所の原町車庫から一時的に移っている車両である。首都圏からの中古車も最近は増えてきており、小田急バスなどからの移籍も確認されている。
高速バス
いすゞ・ガーラか日野セレガが使用されている。かつては日産ディーゼル製や輸入車も在籍していた。不思議なことに多くの車両のコンセントが封鎖されているため、使えないという話をよく聞く。