概要
東京都練馬区桜台1丁目にある西武有楽町線の駅。駅番号はSI38。
同路線の成立事情から地下駅となっており(駅の構造もまるっきり地下鉄のそれである)、2024年現在西武の単独駅としては唯一である(なお西武新宿線でも沼袋駅及び新井薬師前駅の地下化工事が進行中であるため、将来的には唯一ではなくなる)。
開業当初は練馬方面は西武池袋線の高架化工事の問題で西武有楽町線の終着駅となっており池袋線とは直接繋がっておらず、営団有楽町線とだけ直通していた。
その後、西武池袋線の高架複々線化の進捗に伴い、1994年(平成6年)12月6日に練馬方面が開業し全通した。
但し、当初は有楽町線しか開業しておらず、地下鉄に関しても練馬駅~池袋駅間は池袋駅の乗り換えが多かった為、利用者は少なかった。
利用者が増加したのは副都心線開業後であり、更に東急東横線と直通してから利用者が増加している。
利用者は増加傾向にあるものの西武鉄道と地下鉄の合算運賃の影響で利用者は少ない。
尚、東横線直通後に西武有楽町線にも設定された快速急行は当駅停車だったが、2020年(令和2年)に停車駅から外されている(それでも快速や準急は停車する。近間にある桜台駅や江古田駅は各停しか止まらないので、この近隣に御用がある場合覚えておいて損はないだろう)。
駅構造
相対式2面2線の地下駅。
のりば | 路線 | 方向 | 行き先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 有楽町線直通 | 上り | 池袋・有楽町・新木場方面 | |
副都心線直通 | 上り | 池袋・渋谷・(東急東横線)横浜・(みなとみらい線)元町・中華街方面 | ||
2 | 西武池袋線直通 | 下り | 練馬・所沢・飯能・西武球場前方面 |
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は9,386人である。
- 前述の通り、地下鉄との合算運賃の影響で利用者が少ない。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 5,894人 |
2009年(平成21年)度 | 6,378人 |
2010年(平成22年)度 | 6,398人 |
2011年(平成23年)度 | 6,407人 |
2012年(平成24年)度 | 6,663人 |
2013年(平成25年)度 | 7,365人 |
2014年(平成26年)度 | 8,033人 |
2015年(平成27年)度 | 8,351人 |
2016年(平成28年)度 | 8,775人 |
2017年(平成29年)度 | 9,228人 |
2018年(平成30年)度 | 9,532人 |
2019年(令和元年)度 | 9,923人 |
2020年(令和2年)度 | 6,986人 |
2021年(令和3年)度 | 7,999人 |
2022年(令和4年)度 | 8,716人 |
2023年(令和5年)度 | 9,386人 |