演:町田政則
概要
特撮番組『仮面ライダーガッチャード』第5話のゲストキャラクター。頭頂部が禿げ掛かっており、肌の色も比較的暗い肥満体型の男性。当時はマスクレスラーの「サンシャインマスク」として活動していた。引退後はレスラー会場「旭プロレスジム」を経営している。
ゴリラマルガムの変貌者であるゴーレム剛力とは長年付き合いがあるが、剛力にジムの入門生を再起不能にされジムを経営難にさせられる。更には地上げ屋のヤクザにジムの立ち退きを何度も脅迫されるなど、度重なる災難に気が滅入っており、ジムに入り込んだ宝太郎やりんね達をヤクザと勘違いしてバッドで襲おうとする程(誤解はすぐに解けたが)。
ゴリラマルガムの「風車式バックブリーカー」に対抗する方法を教わろうとする宝太郎からの必死のお願いに対して「俺の老いた体じゃ教えられない」と消沈するが、自分の相棒(?)であるレスラーGの憑依によってアサヒGに変身、プロレスの修行として宝太郎に特訓を持ち掛けた。
全てが終わった旭は、宝太郎達に感謝の言葉を告げると同時に、新たな目標に「ジムを1からやり直す」と決意。しかし、レスラーG=ケミーを知ってしまった旭は錬金術師の掟により、記憶の消去処置が必定のため、旭との別れたくないレスラーGは彼の元に向かおうとするも、旭は涙を滲ませつつも断腸の思いで突き放し、そのままジムの奥へ戻っていった。
第47話にて再登場。記憶を取り戻したため、加治木の誘いでキッチンいちのせに訪れ、全てのケミーを取り込んで冥黒王を倒すために自己犠牲を行おうとするスパナの説得に悩む宝太郎にアドバイスした。
余談
演者の町田氏は『仮面ライダー(新)』第23話以来43年ぶりの仮面ライダーシリーズ出演となった。ニチアサ出演は『HUGっと!プリキュア』のダイガン以来4年ぶり。
また、特撮作品全体だと『ウルトラマンティガ』にてチャリジャの人間態としても出演しており(当時は旧芸名の町田剛名義で出演していた)、本作のメインライターである長谷川圭一氏も『ティガ』でサブライターとして参加している。