カイガン! 昭和ライダー! 守るぜ平和!俺ら昭和!
概要
『仮面ライダーバトル ガンバライジング』で「SUPERてれびくん×仮面ライダーゴースト夏魂2016年08月号」に付属する昭和ライダー45ゴースト眼魂をスキャンさせる事で見る事ができる、仮面ライダーゴーストがゴーストチェンジした姿。
なお、SUPERてれびくん本誌やガンバライジング公式サイトなどでは「昭和ライダー45魂」と表記されており、どちらが正式名称なのかは不明だったが、一次資料である『愛蔵版 仮面ライダーゴースト超全集』(小学館)でも表記は変わらず。よって正確には「昭和ライダー45魂」が正解だと推測される。
一方で「ゴーストアイコン図鑑」での表記は「昭和魂」となっており、媒体によって今一つ表記が統一されていない。
容姿
容姿はパーカーゴーストの色が桜島1号カラーになっている事以外は1号魂と全く同じで、首から下がほぼトランジェントのままなのも変わっていない。
仮面ライダースペクターが変身すると、頭部のウィスプホーンがスペクターと同じ2本に変化する(仮面ライダーネクロムの場合はゴーストと同じ)。
能力
平成魂の昭和版的な位置付けで昭和ライダー15人の力を宿す(出典:SUPERてれびくん×仮面ライダーゴースト夏魂2016年08月号)。言ってしまえば、1号魂の完全上位互換。
しかし、『ガンバライジング』では能力は1号魂とほぼ同じであり、平成魂とは違ってランダムでレジェンドライダーの技が発動するわけではない…。
こうなってしまった理由は現在も不明だが、確かなことは「バッチリカイガン」編時点ではネオライダーが参戦していなかったということだけである。
必殺技
オメガドライブ 昭和ライダー(ライダーキック)
仮面ライダー1号から受け継がれる仮面ライダーの必殺技。
青いオーラを足に纏って敵に飛び蹴りを浴びせる(モーション・エフェクト共に1号魂の『ライダーキック』の使い回し)。
昭和ライダー45ゴースト眼魂
1号からJまでの15人の昭和ライダー達の力が込められたゴースト眼魂。
外装は深緑系の色味で、ナンバリングは「昭」。
玩具では角度によって絵柄が変わるレンチキュラー仕様になっているが、ガンバライジングでの描写からして本来は通常の眼魂と同じく4つの絵柄が存在する模様。
絵柄はそれぞれ待機時が赤い目、起動時が仮面ライダー45ゴースト眼魂と同じ「45」の文字(ただし、背景がタイフーンの風車ダイナモ部を模したものではなく、通常のゴースト眼魂と同じになっている)。
変身時は平成魂のそれとよく似ているが、全体のカラーが緑系の色に変化して頭の「平」の字も「45」になっており、更に複眼も昭和ライダーの複眼を思わせるタレ目に変わっているという違いがあるもので、技発動時が変身ポーズをとる仮面ライダー1号。
変身時の絵柄と実際に変身した際の姿が大きく異なる理由は不明だが、外見が色以外は1号魂とほぼ同じでモーションなども全て共通している事を考えると、元々は変身時の絵柄と同じ姿のモデルを(平成魂のモデルを改造して)作る予定だったものの、予算や時間などの都合で1号魂のリカラーという形に落ち着いた可能性が高い。
「昭和」を触角のデザインに取り入れるのが難しかったのだろうか…?
平成魂のベースとなる『仮面ライダー45ゴーストアイコン』と区別する為の表記だが、なぜか変身する形態名は平成魂よろしく「昭和魂」…ではなく、「昭和ライダー45魂」となっている。
なお、劇中には一切登場しないアイテムのため、生成はどのようにして行われたかは不明。
しかも昭和ライダーの眼魂は1号のものしか登場しておらず、該当眼魂はなぜか平成ライダーの力を宿す仮面ライダー45ゴーストアイコンのリバーシブル品という扱いになっているのでますます生成方法の謎が深まるのであった。
余談
昭和ライダーの力を結集させたアイテムは昭和15ライダーロックシードに続いて2番目だが、そちらはあくまでも1体のライダーの力しか発現出来ない。
なお、昭和ライダーの力を結集した形態というのは後にも先にもこの形態だけであり、歴代ライダーの力を結集した仮面ライダーグランドジオウが登場する『仮面ライダージオウ』にも未登場だと言えばその貴重さがわかるだろうか。
このような特殊な立ち位置にもかかわらず、カードが存在せず、おもちゃスキャンがガンバレジェンズで廃止された事で現在では正規の手段で活躍を拝める機会がなくなってしまった。
関連タグ
仮面ライダーゴースト ゴーストアイコン レジェンドライダーゴーストアイコン
仮面ライダー1号 桜島1号 昭和ライダー ゴースト(仮面ライダー) 1号魂 平成魂
昭和十五ライダーロックシード:昭和ライダー45ゴースト眼魂と同じく、昭和ライダー15人の力を宿したアイテム(リンク先仮面ライダー図鑑)