概要
京成電鉄の連結子会社だが、オリエンタルランドの持分法適用会社。
オリエンタルランドの完全子会社として設立されたバス会社で、東京ディズニーリゾートのキャスト通勤輸送も担っている。
旧社名はオリエンタルランド交通。1989年に京成電鉄の資本参加を受けて現社名へと変更された。
本社は千葉県浦安市に所在し、営業所も本社併設の千鳥車庫の1ヶ所である。
路線バス
一般路線バス
東京メトロ東西線の浦安駅と、JR京葉線の舞浜駅・新浦安駅をターミナルに、浦安市の全域と、市川市のごく一部に路線を持つ。すべて千葉県で完結し、隣の東京都江戸川区へ乗り入れる一般路線バスは現時点では存在しない。
運賃は基本的にゾーン運賃制度を採用しており、乗車時に行き先を申告して支払う申告前払い制。PASMO(交通系ICカード)を導入している。
このほか、浦安市からコミュニティバスのおさんぽバスの運行を受託している。
高速路線バス
車両
一般路線車はほとんどがいすゞ自動車だが、過去には日産ディーゼルの導入実績もある。白地に緑と紺の帯が標準色。
利用者の多い住宅地・団地路線を抱えており、ホイールベース(W.B)の長い標準尺車や長尺車が多く在籍している。
2ステップ車の時代は、国内の路線バスとしては最大級のW.B6m(車体長11.5m)の3ドア車が標準であった。特にいすゞのW.B6m車は全国的に見ても極めて希少(長尺車の多い北海道でも、いすゞ車はW.B5.5mまでが普通だった)であり、他にこのサイズのいすゞ車を継続的に購入した事業者は奈良交通と新潟交通ぐらいしか例が無い。
高速車は京成グループ標準色を纏う。
車体長が長いために国内他社への譲渡例が少ないが、京成グループ内での移籍事例が存在する他、塗装をほぼ変更せずに新日鐵住金八幡製鐵所構内バス用として西鉄グループのスピナに譲渡された車両もある。
関連
京成バス、京成トランジットバス:隣接するバス事業者。