浦安駅
うらやすえき
駅番号はT18。
歴史
1969年に開業。当時この駅が所在したのは、まだ市制施行前の東葛飾郡浦安町で、当時の営団地下鉄で唯一、郡部に所在する駅でもあった。それまで陸の孤島と呼ばれた浦安町は、当駅開業後は急速にベッドタウン化をたどり、1981年に市制を施行して浦安市となる。ただし、当駅は街外れに置かれており、市の中心部までは距離があった。
1983年に東京ディズニーランド(TDL)が開園。TDL開園時はJR舞浜駅どころか京葉線自体が開業していなかったため、当駅近くの浦安バスターミナルからTDL行きのバスが運行されていた。
1988年に京葉線舞浜駅・新浦安駅が開業してからはTDRの最寄り駅としての役割は舞浜駅に、浦安市役所など公共施設や学校・市街地へのアクセスは新浦安駅に譲った。このとき、浦安バスターミナルは閉鎖されたものの、現在も浦安駅入口より東京ベイシティ交通による東京ディズニーリゾート(TDR。前述のTDLと東京ディズニーシーを併せた名称)への路線バスが運行されている。
駅構造
島式1面2線の高架駅。
利用状況比較表
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は82,712人である。
- 快速が通過する葛西駅より少ない。
琴浦町の代表駅で、町役場はここが最寄り駅となっている。
駅構造
相対式2面2線の地上駅。1番線側に駅舎があり、互いのホームは跨線橋で連絡しているほか、南北自由通路がある。
以前は単式・島式の複合2面3線であったが、2003年、鳥取県鉄道高速化事業により鳥取駅寄りの分岐について一線スルー化工事が行われ、通過列車が1番線(単式側)を通過するようになると共に、3番線が廃止になった。
また、2020年3月14日からは無人駅になっている。
上下問わず、通過列車および行違いを行わない停車列車は1番線を、後続の通過列車を待ち合わせまたは通過列車と行違いを行う停車列車は2番線に停車する。
停車列車同士の行違いの場合は基本的に、上りが1番線、下りが2番線に入るが、後続が通過列車の場合はこの限りではない。