桜井弘明
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さくらいひろあき
桜井弘明は、日本の男性アニメーション監督
妻はアニメ脚本家の大場小ゆり。
日本大学文理学部国文学科卒業後、アニメーションに興味を持ち代々木アニメーション学院に入学。
専門学校卒業後、スタジオワールドに演出助手として入社した。
『よろしくメカドック』が最初にテロップで名前が出た作品である。
スタジオワールドの解散に伴い、先輩の馬場健が立ち上げたフィルムマジックに移籍する。『赤ずきんチャチャ』の途中まで在籍したが、同作のせいで会社が倒産してしまったため、以後フリーランスで活動している。
自身の監督作品では『デ・ジ・キャラット』や『魁!!クロマティ高校』等ギャグ物を手掛けることが多い。
叙情的で繊細な心理描写と、シュールかつハイテンションなギャグという両極端な演出が見られ、いわゆる「カオスアニメ」と呼ばれるような作品で知られている。
アニメファンの間では同じく女児向け作品から深夜枠アニメまで幅広く手がけ、カオスな作風で知られる森脇真琴と比較されることもある。
音楽好きで、大学時代はバンド活動に明け暮れていた。また、ウクレレを現場でも持ち歩いているという。
プログレッシブ・ロックバンド、「美狂乱」の長年のファンであり、『クロマティ高校』ではリーダーの須磨邦夫を劇伴として起用、エンディングテーマを同バンドが担当している。なお、桜井本人もベーシストとしてエンディングテーマに参加しており、のちに正式メンバーとして加入している。
このほか、同時期に監督を務めていた『デ・ジ・キャラットにょ』のエンディングテーマにもベーシストとして参加している。
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