無駄無駄無駄無駄野田

めにもとまらぬめったざし

ヒューマンバグ大学の登場人物である野田一の必殺技である。

pixivで「無駄無駄無駄無駄野田」のイラストを見る

pixivで「無駄無駄無駄無駄野田」の小説を読む

pixivで「無駄無駄無駄無駄野田」のイラストを投稿する

pixivで「無駄無駄無駄無駄野田」の小説を投稿する

目次 [非表示]

1 概要

2 由来

3 伝説

4 関連タグ

概要

漫画系Youtubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』の登場人物・野田一が作中で頻繁に使用する台詞および必殺技。

小峠華太を主人公とする極道漫画『華の天羽組』にて、彼の与する極道組織｢天羽組｣の幹部(後に若頭に昇進)として登場する野田は、裏社会界隈では「アイスピック野田」としても名が通る武闘派狂人であり、その異名通り他の極道の一般武装であるドス(短刀)の代わりにアイスピックを携行し、凄まじい速度の刺突で相手を殺害(目的によっては拷問)することを十八番とし、本項タイトルでもある台詞も、その技を繰り出す際に放たれるものである。因みに場面によってシンプルに元ネタ同様「無駄」のみを繰り返し叫び続けるもの、「野田」と「無駄」が逆転したものもたまに使用する。

なお、野田個人の趣向として10秒間にどれだけ相手をさせるかについても拘っており、中期からはよくカチコミ・尋問において同行することの多い舎弟の小峠にタイムウォッチを持たせ、計測役をやらせている。記録の詳細は後述に譲るが、凡そ秒間20回(10秒間ならざっくり200回)で安定している。

由来

元ネタはおそらく（というかほぼ間違いなく）漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物DIOの台詞「無駄無駄」。部を分けて現在までシリーズが続く同作にはDIOの息子ジョルノ・ジョバァーナや一巡後の世界のDIOことディエゴ・ブランドーなど同じ台詞を用いるキャラが何人か登場しているが、野田は他にも作中で「最高にハイ」「今までに食ったパンの枚数」などを引用しており、また第3部以降のDIOのように首を一周する縫合傷があることから、着想を得ているのは彼のみとおもわれる。

…更に言うなら、DIOは作中にて第3部主人公にして宿敵である空条承太郎が必殺技「オラオラ」を繰り出してきた際に「突き(ラッシュ)の速さ比べか…」と呟いてから無駄無駄で応戦しているが、ある意味で野田も10秒チャレンジで個人競技として「突きの速さ比べ」をしている…とも言えるかもしれない。

また、2024年3月11日の動画にて、物語中における「無駄無駄野田」の由来も明かされている。

かつて「妾の子」という理由で実父の津山宗太郎、異母兄弟の正一郎から一方的に虐げられる悲惨な少年期を過ごした野田は、成長して愚連隊のトップを張るまでになった頃に二人が運用する極道組織「津山組」と対立（理由は津山の傘下への勧誘を野田が蹴ったため）、若頭となっていた正一郎を処刑した際にはじめてこの台詞を使用した。

その直前まで野田の力を完全に見くびっていた正一郎は、野田が自身を追い詰めたと思い込んでいると指摘して「妾の子が抵抗しても無駄」「野田じゃなく無駄に改名しろよ」などと煽っていたが、その余裕な態度の理由だったドスも直ぐに蹴り払われ、苦し紛れに放ったパンチも野田の顔面を捉えながら全く利かず、逆に野田が放ったパンチで顎が砕けるほどのダメージを受け、またたく間に戦意が朽ち果ててしまう。歩み寄ってくる野田に変形した顔を恐怖と涙で更にグシャグシャにしながら命乞いをするが、野田は「命乞いしても無駄、泣いても無駄、そしてお前の人生こそ無駄なのだ」と、彼が慢心により重ねた無駄と、それにより生じた穴(落ち度)を指摘。

そして、丁度テーブルに置いてあったアイスピックをとり、正一郎の生んだ「無駄」を数えるように叫びながら突き刺し、最後は「野田ではなく無駄」という言葉に反論する意味を込めて「俺の名前は野田ぁあ！」と叫んでトドメを刺した。これにより正一郎は、当に彼自身の「穴だらけの人生」を象徴するかのような最期を遂げることとなった。

その後、父に関してはシンプルに銃殺したものの、相手が積年の恨みを持つ異母兄弟だったこともあり気に入ったのか、以降（天羽組加入後）も彼の得意技として定着。速さを追求する上で台詞も簡略化され、現在の形に収まったものと思われる。