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概要

いわば都市伝説である。
余りにも恐ろしい話の為、これを聞いた人は3日と立たず死んでしまうと言う、恐ろしい怪談である。
そのせいで、怪談の作者も永久にこの話を封印したまま死んでしまい、今では「牛の首」という題と、「それがあまりにも恐ろしい話」だと言う事のみが今に伝わっていると言う。

実際のところ、そもそも「牛の首」という怪談自体存在せず、「凄い怖い話」という形骸のみが一人歩きしているのである。
そして「『凄く怖い話』とはどう言う話なのか?」知りたいと言う好奇心から、次々と付属する噂が生まれ、結果「牛の首」の実態が無いまま、その恐怖だけが一人歩きし、それが更なる噂を生み、広まっていくのである。
既に20世紀初頭にはこの形は完成されており、小松左京の小説や、筒井康隆のエッセイが切っ掛けで大きく広まったとも言われている。

2chでは設定が似たようなお話に「鮫島事件」と言うものが創作された。

イギリスには類話として殺人ジョークと言うモンティ・パイソンのスケッチがある。「イギリスの作家があまりにも面白くて笑い死ぬジョークを創作してしまう。イギリス陸軍は、これをドイツ軍に流布させれば戦争に勝てると考え、そのジョークをドイツ語へ翻訳、ジョークは実戦投入され大変な成果をあげる。ドイツ軍はこれに対抗し自国で殺人ジョークをつくろうとするが、ドイツ人にはジョークの才能がなかったため失敗に終わる」と言うもので、結局ジョークの内容は分からないままである。

余談

天草市本渡町に、牛の首という地名がある。Google MAP

叙火が連載していた『八尺八話快樂巡り~異形怪奇譚』では、諸説ある中の話の1つ(漫画『宗像教授伝奇考』の一篇『贄の木』に登場する猪頭神事を翻案したもの)が漫画化されている(内容は18禁なので注意)。

東方Projectの公式漫画作品東方鈴奈庵では、この都市伝説の実体化を避ける為、「牛頭天王がパトロールに来た、と説明づける」という対処が為された。
偶然だが、牛頭天王とも関係の深い蘇民将来説話とそっくりな「宿を求めた牛の首と言う妖怪を泊めて、宝を授けられた娘と追い払って酷い目に遭った義姉」の話がウクライナに実在する。


尚、西洋の民間伝承では牛ではなく、ロバの首』と言う話が存在する。
これは『ショック』と言う妖精が行う悪戯の中で、最も知られているもので、村の出入口でショックがロバの首に化けて、不審に思って近付いた人間の腕に咬み付く。
悪戯に成功したショックは姿を消すが、被害者の腕に残ったショックの咬み跡は、何時までも消えないとされる。

牛ではなく、と言う話としては、岡山県邑久郡(現・瀬戸内市)や熊本県南ノ関町大字関下宇迎町(現・玉名郡南関町)に伝わる妖怪さがりが存在する。

類義語

赤い洗面器の男 鮫島事件

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