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概要編集

知念実希人は日本の小説家、医師(内科医)。沖縄県南城市生まれ。東京都在住。『レゾンデートル』(初出『誰がための刃 レゾンデートル』改題)でデビュー。代表作は『天久鷹央の推理カルテ』。

医師経験を活かした医療ミステリや医師を登場人物に配した青春小説を主とする。


人物編集

名前はペンネーム。


広島県の書店とは、デビュー作『レゾンデートル』が福山市出身の島田荘司が自身の名を冠した島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞第4回において受賞、広島県を舞台とした『崩れる脳を抱きしめて』が第8回「広島本大賞」で大賞を受賞と、広島県にゆかりある縁でお得意先となっている。


現役医師の立場から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の話題には自著の話題と合わせて情報錯綜に警鐘している。

安倍晋三銃撃事件においては担当にあたった医療関係者を擁護した


個別作品特筆点としては上記『崩れる脳を抱きしめて』他、「死神」シリーズ「優しい死神の飼い方」が漫画化、『硝子の塔の殺人』では新本格を、『祈りのカルテ』では日常の謎を描き、『神のダイスを見上げて』ではお蔵入り作品を急遽掘り起こし商業出版にこぎつけた。

ブラジリアン柔術に通じている。ブックサンタ参加


主な作品編集

シリーズ編集


単発編集

  • レゾンデートル
  • 硝子の塔の殺人
  • 崩れる脳を抱きしめて
  • 神のダイスを見上げて


不祥事編集

2021年9月8日、第165回令和三年上半期芥川賞を受賞した李琴峰が行っている政治活動に対しTwitterで苦言を呈したところ本人より抗議があり、自身の誤解(日本在住の外国人も含めて外国人は日本での政治活動が禁じられていると考えていた。実際は政治資金等の制限が生じることはあるが禁じられていない)であり、自然と差別的発言を行ってしまうのは人間性に基づくものであり、矯正の必要性があると謝罪した。

翌一日後、9月9日に開催された『硝子の塔の殺人』トークショーにおいても前後に謝罪を入れ表題作『硝子の塔の殺人』賛辞に優先するものと明示した。


また、同年に元衆議院議員で弁護士の青山雅幸氏が「ワクチン接種と不妊の関係性」について投稿したポストを「デマだ」と否定したことで、青山氏から訴えられ、110万円の賠償金を支払うこととなった。


関連タグ編集

小説家 医師

タタラ


外部リンク編集

知念実希人 小説家・医師Twitter

「小説家になるために内科医になった」―医師で小説家・知念実希人氏に聞く◆Vol.2

知念 実希人 (小説家・医師)


げみ:『「死神」シリーズ』『仮面病棟』『リアルフェイス』『崩れる脳を抱きしめて』『神のダイスを見上げて』等で表紙絵を担当


ブックサンタ(作家サンタ)

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