「晒されてなんかないし、まあ晒されていたとしても晒す程うまいと言われてる分お前より遥かに上だな。」
俺の概要が記事にのるだけでPTの誘いが来るわけで
かつてネット実況板にて、『FINAL FANTASY Ⅺ』のジョブの1つ、竜騎士について議論する「そろそろ竜騎士の時代だろ」にて突如ブロントさんが「最高の騎士(至高の騎士)」と名乗って乱入し、竜騎士ではなくナイトの話ばかりして荒らしていた。
その頃は既に変わった文体のブロント語がネ実内で知れ渡っており、最高の騎士や至高の騎士というコテハンも含めてネタにされ弄られており、同スレ内で便乗して書き込んできた新たなコテハンがこの究極の騎士である。
そのためブロントさんとは別人。
ブロントさん関連の「○○の騎士」としては別スレで同じく便乗してきた放浪の騎士が比較的有名だが、登場は究極の方が半年ほど先。
ブロントさんがいたスレにおいて、彼自身以外で「○○の騎士」を名乗った最初の人物とされている。
ちなみに、この「そろそろ竜騎士の時代だろ」のスレはブロントさんが最高の騎士を名乗った最初のスレでもある。
なお薔薇の騎士とは違いブロントさんともスレ内で接触しており、ブロントさんからは「パクリやろう」「究極は調子こきすぎ」「そもそもその安易な名前に寒気すら感じる始末」と散々な言われようである。
逆に究極の騎士はブロントさんがスレを一度去った時に「あ、ママにゴハンですよって呼ばれちゃったか。」と子供扱いしていた。
それより少し後の「【取るな】天然素材【ころすぞ】」にも3レス分の出没が確認されている。
こちらでは最高の騎士時代のブロントさんと同じく文末に()を付けているなど口調を寄せている。
ちなみに使ったのは(予告)(確定)(リアル話)(嫌い)の4種。
また下ネタを言いかける際に「(ry」と略している様子も見られる。
レベルを上げた先に何があるかを問われた際には「更なるレベル上げ」と答えるなど高みを目指す性格のようだが、当の本人はレベル1の内藤と自虐している(このレスでは一人称が「わし」だったが、スレの空気に合わせたネタの可能性がある)。
晒す程名言がある分お前より遥かに上だな。
- 俺の名前がサーチにのるだけでPTの誘いが来るわけでこの前なんて他ジョブあげようとしてたら >>ナイトで一緒にレベルあげしてくださいませんか? ってTellが来たよ。
- 晒されてなんかないし、まあ晒されていたとしても晒す程うまいと言われてる分お前より遥かに上だな。
- あ、ママにゴハンですよって呼ばれちゃったか。
- まn(ry
- そんなものは決まっている(予告) 更なるレベル上げ。(確定)
- 雄山にまけられん(リアル話)
- でもわし内藤LV1(嫌い)
「キャラ付けしてくださいませんか?」ってTellが来たよ。
そもそも、究極の騎士は放浪の騎士や薔薇の騎士など後の騎士(いわゆる騎士連盟)と違ってセリフ末尾にカッコなどを付けたりせず、文体もいたって普通。
強いて言うなら、2chとしては律儀に文末に句点(。)をつけるくらいだろうか。(前述の通り別スレでブロントさんと似たような口調になっていたものもあったが、長らく注目されてこなかった)
彼が残したレスもたったの合計5レスしかないためキャラ付けが難しく、今までブロンティストや東方有頂天動画などの創作者からもほとんど注目されてこなかったアワレな存在であった。
しかし2023年に薔薇の騎士の立ち絵が突如作られ、それにあやかって究極の騎士も再注目される。
Twitterにて軽いキャラ構築議論を経て、有志により見た目やキャラ付けが付与されていったのだった。
容姿
原典となるスレでは究極の騎士には「騎士であること」以外一切見た目の元となる判断材料がなかった。
そこで彼の「あ、ママにゴハンですよって呼ばれちゃったか。」という子供扱いしたようなセリフに着目し、究極の騎士本人を子供にする案が出された。
彼単体では装備も何も分からないため、既に見た目の存在する放浪の騎士を子供化するという方針で立ち絵が作られた。
そのため、頭を覆った服装や髪型、武器のアルテマウェポンなどは谷川犬兎氏による放浪の騎士の立ち絵がベースとなっている。
この組み合わせのハーフはリリゼットなど『FINAL FANTASY Ⅺ』のNPCとして実際に存在はするが、プレイヤーアバターとしては制作不可能である。
元々放浪の騎士の種族が曖昧であるうえアルテマウェポンも武器として『FINAL FANTASY Ⅺ』に実装されていないため再現不可能な存在であり、その彼を子供化した究極の騎士もハーフにして再現不可能な方向に振り切ろうとした結果であった。
なお配布されている立ち絵のPDFでは、純粋なヒューム及び現実世界の人間としても使用できるようにエルヴァーン特有の尖った耳は消すことも可能。
着ている服(胴装備)は、インナーがエルヴァーンの子供NPC服で、その上にアダマンキュイラスのような模様のコートを着用している。これはTwitterでのキャラ構築により考案されたもの。
ズボン(両脚装備)はトラックパンツ。白いスニーカーもセットとなっている装備のため、これを着用していると靴(両足装備)も変更不可。
原作ではHQ品にランクアップすることで移動速度アップの効果が得られる。
現代のスポーティーな子供に似合う服装として選出された。
頭に被っている特徴的な緑色の尖った付けフードは『FINAL FANTASY Ⅺ』に存在するものではなく、放浪の騎士由来のアルテマ繋がり、及び少年の見た目にちなんで『ドラゴンクエストⅦ』の主人公の頭巾をアレンジしたもの。
ブロントさんはかつて勇者ロトを名乗っていたこともあり、それに対抗できるネタとして考案された(余談だが、『ドラゴンクエストⅢ』の主人公と『ドラゴンクエストⅦ』の主人公は、デフォルトネームが共通して「アルス」である)。
これは先述のセリフ内に「ゴハンですよ」という文面が入っているため、某商品名と掛けて彼の好物として設定されたものである。
片足にはサッカーボールがあり、「ヴァナのイチロー」とも呼ばれるブロントさんや釘バットを武器の1つとして持つクラエア姉と、何かと野球に縁のある姉弟と対照的なスポーツとして、そしてスポーティーな少年の象徴としてサッカー好き属性が付与されている。
右手の武器はアルテマウェポン。見た目は放浪の騎士と同じく『FINAL FANTASY Ⅶ』のそれが元だが、子供らしく段ボールでできた工作である。刃の部分はアルミホイルを巻いている。
立ち絵PSDの差分では『FINAL FANTASY Ⅵ』のアルテマウェポンに持ち替え可能。こちらは本物で、使用者の体力が多いほど刃が長くなり、威力も上がる。
何らかの拍子に覚醒した時用にリメイク版『ドラゴンクエストⅦ』の技、「アルテマソード」の主人公専用演出で手に持つ光でできた剣もある。
左腕の腕時計は実際に販売されていた『FINAL FANTASY Ⅺ』のコラボレーションウオッチ。
その他、背中のランドセルや膝小僧の絆創膏など、男子小学生をイメージした要素を詰めている。
性格
こちらも原典で合計5レスしか存在しない以上、「自信過剰」「晒されるほどゲームが上手い」「下ネタを言いかける」「高みを目指す」「自虐もする」という点以外考察しにくいが、主に前者2つのイメージから意地悪な男子小学生…もといオスガキとされている模様。
また文末に律儀に句点を付けることから優等生としても扱われている。
母親のことは「ママ」と呼ぶ。
関連人物なんかいないし。
最高の騎士/至高の騎士
究極の騎士が彼の名前をパクった元となる人物で、その言動からブロントさんと扱われている。
最高の騎士はヴァージョンアップして至高の騎士に進化することができるらしく、究極の騎士が現れた時は既に至高の騎士になっていた。
詳細はブロントさんを参照。
放浪の騎士
キャラ構築にあたって放浪の幼少期が究極とされた。
究極の騎士が初登場したスレより後のスレで文末に()をつけるレスがあるため、彼が放浪の騎士になるまでの過程の姿と捉えられなくもない。
とはいえ創作においてこの同一人物設定を採用するかは自由であり、放浪の息子や全くの赤の他人としても無問題である。
本来別スレに現れた全くの無関係の存在だしね…。
詳細は放浪の騎士を参照。
薔薇の騎士
彼女も無関係の存在ではあるが、究極の騎士がキャラ構築されるきっかけとなったのは同年に彼女が構築されたのが大きい。
稀によくブロンティストの間で引き合いに出される。
詳細は薔薇の騎士を参照。
究極の暗黒騎士
「そして期待通り火を吹くリーサルウエポン、ラスリゾ暗黒ギロティン。」
「ここで初めてデモンスライサーをスチャリと構え、暗黒ラスリゾダークハーベストで赤魔は地面に這いつくばる。」
突然現れてはノベル風にナイトや赤魔道士を倒す自分の活躍を書き出した。
究極の騎士とは無関係だが、名前が被ってる上に文末に句点をつけるのも共通している。
使用武器は両手鎌の「デモンスライサー」と射撃武器の「ヘビィクロスボウ+1」(本来は「ヘヴィ」が正しい)。
様々な技を使うが、最後はラストリゾートで攻撃力を上げてから大技でとどめを刺す。
ブロントさんとも違う独特なセンスによる構文は他の人にすぐにパクられた。
片方は赤魔と思われる名無し、もう片方は「孤独な獣」なる自虐系獣使い。
元スレやパクった人物については放浪の騎士の記事から参照。
あ、ママに余談ですよって呼ばれちゃったか。
究極の騎士が現れたスレでは彼の登場後にネーミングセンスを茶化して他のネ実民たちから「○○の騎士」の様々な案が出された。
ここで出た案は
- 「最強の騎士」
- 「無敵の騎士」
- 「元祖の騎士」
- 「本家の騎士」
- 「本場の騎士」
- 「世界一の騎士」
- 「宇宙一の騎士」
- 「新騎士」
- 「行列のできる騎士」(!?)
この予想が後のいわゆる「騎士連盟」に繋がった…のかもしれない(一致しているのは最強の騎士のみである)。
○○の騎士シリーズについては騎士連盟の項目を参照。
そもそもその安易な関連記事に寒気すら感じる始末
ショタントさん - ネ実系の創作としては同じく貴重なショタ枠。
内藤 - 究極の騎士の自虐文句。
またでたよ 外部リンク
原点のスレ。究極の騎士のレスは番号134と158のみ。
究極の騎士が現れた2つ目のスレ。彼のレスは番号26、419、761。
究極の騎士、放浪の騎士、薔薇の騎士のレスを一気に見ることができる。
究極の騎士が現れた2つ目のスレのレスは収録されていないが、そんなに長くはないので手軽に読める。