かわいい子には武器を持たせろ。
カードとしての能力
概要
DM-15「転生編 第2弾 神滅奥義継承」にて登場したクリーチャー。
このクリーチャーにクロスギアをクロスさせるとアクセル能力が発動。自身のパワーが5000になり、種族にアース・ドラゴンが追加される。
同弾には、同じコスト&同じパワー&アクセル能力でボルケーノ・ドラゴンを追加させる武装兵ミステリアスが存在している。
あちらの場合、ドラゴンのサポート種族であるファイアー・バードが存在しているため、その点で向かい風になってしまうことがあるが、自然文明でもドラゴンサポートを持っているのは事実である。
例えば、太陽王ソウル・フェニックスの場合、進化するための条件としてアース・ドラゴン(とファイアー・バード)を要求しているため、アース・ドラゴンを進化元とする進化クリーチャーと一緒に使う場合なら候補になりやすい。
何よりも、元々の種族はスノーフェアリーであり、スノーフェアリーの進化クリーチャーの進化元として使える。
そのため、このクリーチャーにエメラルド・クローをクロスさせて、ダイヤモンド・フォールと一緒に組み合わせて強力なアタッカーにすることが出来る。
ただ、ドラゴンとして使う場合、後に革命ファイナルで(多色だが)無条件でドラゴンを持っている3コストのクリーチャーが多数登場してしまったため、種族にドラゴンを得るためにクロスギアがクロスされる必要があるこのカードの立場は大きく失墜してしまっている(この点は前述のミステリアスも同様である)。
そのため、このカードを使う場合、前述したように、ソウル・フェニックスの進化元として使うか、元々の種族がスノーフェアリーである点を活かす必要があるだろう。
サイクル
このクリーチャーのように、アクセル能力でパワーが上昇&種族が追加されるクリーチャーは他にも存在している。
なお、以下のクリーチャー達は、このクリーチャーと同じく、DM-15で登場している。また、このクリーチャーと同じく、レアリティはC(コモン)、コスト3、パワー2000、アクセル能力を発動した場合はパワー5000になるという点も共通している。
光文明のクリーチャーであり、元々の種族はイニシエート、アクセル能力でエンジェル・コマンドが追加。
こちらの場合、聖霊王アルカディアス等の進化元として使える他、イニシエートの進化クリーチャーの進化元としても使えたため。登場当時としてはそれなりにマルチなクリーチャーであった。
しかし、クロスギア対策が多くなった戦国編以降は立場が危うい状態になり、4コストのエンジェル・コマンドが多くなった今では立場が全くない状態である。
水文明のクリーチャーであり、元々の種族はリキッド・ピープル、アクセル能力でサイバー・ムーンが追加。
しかし、そもそも追加される種族のサポートは全く存在していなかったため、他のサイクルと比べると採用率はかなり低かった。
現在では「サイバー」と名の付く種族を進化元としている進化クリーチャーが登場したこともあり、元々の種族が優秀であることから、パワーが高い進化元として使うなら採用候補になる可能性もある。
こちらについての詳細は当該記事を参照。
闇文明のクリーチャーであり、元々の種族はデビルマスク、アクセル能力でデーモン・コマンドが追加。
アクセル能力でデーモン・コマンドになれるため、悪魔神バロムの進化元として使える。
但し、現在では同じコストのデーモン・コマンドである地獄の暴漢 スットバースKや(水文明だが)楽識の夜 フミビロムが登場しているのが痛い。元々の種族もマイナー種族であるデビルマスクである点も大きな欠点。
火文明のクリーチャーであり、元々の種族はドラゴノイド、アクセル能力でボルケーノ・ドラゴンが追加。
チッタ・ペロルと組み合わせてアンタップキラーにすることが可能だが、アーマード・ドラゴンではないため、バルケリオス・ドラゴンなどに反応しないというデメリットが痛い。もちろん、元々の種族はドラゴノイドなので、ボルシャック・栄光・ルピアとの相性も悪い。
また、フィーフィーと同じく、後に多色だが無条件でドラゴンを持つ3コストのドラゴンが多数登場してしまい、クロスギアがクロスされる必要があるこのカードの立場は大きく失墜してしまっている。
特にボルケーノ・ドラゴンは、この種族に恩恵を受けられるカードが存在していないということもあり、元々の種族もサポートを受けられるカードが少ないため、フィーフィーとは対照的に逆境の状態である。
関連タグ
アース・ドラゴン:アクセル能力で追加される種族。
アクア・ムーンエッジ:DM-14で登場した、アクセル能力でパワーアップ&種族追加するクリーチャー繋がりであり、ムーンエッジ同様、pixivでイラストが存在している。