概要
福岡県出身。柳川高、東芝を経て2003年ドラフト自由獲得枠で大阪近鉄バファローズに指名されて入団。主な同期入団選手は坂克彦。社会人時代は内海哲也、森大輔とともに「3羽ガラス」と呼ばれていた。大阪近鉄時代の2004年は新人王候補と期待されていたが、ケガの影響で1試合登板に終わる。
球団合併に伴う選手分配ドラフトで2005年からはオリックス・バファローズ所属に。この年に中継ぎでブレイクし、加藤大輔、菊地原毅、大久保勝信らとともにブルペン陣を支える活躍を見せた。
しかし2006年、2007年は制球難で一軍では結果を残せず。2008年に復活し、先発・中継ぎに32試合に登板。4勝負けなしの好成績を収めた。
2009年はセットアッパーとして途中不調に陥りながらもチーム最多の64試合に登板。23ホールドポイントを記録する。
2010年はやや不調ながらも46試合登板。8月には平野佳寿、岸田護に代わって抑えも務めた。
2011年はほぼ一軍フル帯同。ショートリリーフの出番が主だったが、防御率は自己最高の2.12をマークしている。
2012年は一転安定感を失い、52試合で防御率5.17と撃ち込まれ不本意なシーズンとなってしまった。オフに東野峻、山本和作とのトレードで阿南徹とともに読売ジャイアンツへ移籍した。
読売ジャイアンツ移籍後は若手の台頭や一軍と二軍を往復するなど定着までには至らなかった。2016年シーズンは一軍登板がなく同年オフに戦力外通告を受けた。現役を引退し現在は一般企業に就職。
人物
- 一軍定着した2008年以降、絶対的な安定感こそなものの中継ぎとしてチームを支えていた屋台骨。いわゆる縁の下の力持ちである。
- 2010年、2011年と2年連続で尻にセミが止まる珍記録を打ち立てる。
- 2ちゃんねるでのアスキーアートはなぜか荒巻スカルチノフ。